大学院入試留学生コース

在日留学生大学院应试对策 ~研究计划书,笔试,面试对策~

ここからはじめよう
説明会日程 10/13~3/8(事前予約制)
  • 2019年12月08日(日)13:00~
  • 2019年12月15日(日)13:00~
  • 2020年01月26日(日)13:00~
  • 2020年02月02日(日)13:00~
  • 2020年02月09日(日)13:00~
  • 2020年02月16日(日)13:00~
  • 2020年02月23日(日)13:00~
  • 2020年03月01日(日)13:00~
  • 2020年03月08日(日)13:00~
  • ※説明会2日前の金曜日までに電話もしくはメールでご予約をお願いします。<日本語対応のみです>
個別入学相談 (随時電話予約受付)
  • ※事前にお電話いただき、ご都合のよい日時をお知らせください。
  • 電話番号 03-3316-9595<日本語対応のみです>
  • mail address sus02@chuo-seminar.ac.jp

外国人留学生のみなさんへ

 中央ゼミナールでは、すでに日本に在留で、2021年度の大学院進学を希望される大卒留学生の方を対象にした「大学院入試留学生コース」を設置しています。本校在学中、留学ビザの在留期間更新が可能なコースです。

 当コースの目的は、日本の大学院で学ぶにあたり必要な文献(英語・日本語など)の読解力および専門分野の知識、日本語の論文論述能力、研究計画書の作成力を修得していただくことです。それが大学院入試はもとより、進学後の学生生活に役立ちます。

 当コースは、進学目的に合わせて、経営・会計系、社会学・学際系、専門研究系の3つのプログラムから選択できます。4月入学の1年コースで、800時間以上の授業履修が必須になります。

 なお、当校在学中に留学ビザの在留期間更新が必要ない方は別コースとなります(2020年4月現在、日本の大学に在学されている方、日本の大学・大学院の科目履修生・研究生または日本語学校在学者)。

外国人留学生コース生の合格実績(前年度)

海外の大学・短大に通う日本人留学生(帰国子女となる方)で、日本の大学編入や大学院入試を受験したい方は

大学院入試留学生コース

このコースは当校における大学院入試対策期間中に留学ビザの期間更新を必要とする方を対象としています。2020年4月時点ですでに外国または日本の大学を卒業しており、2021年度大学院進学を前提として、2020年4月から1年間、大学院受験のための講座受講と個別指導を受けていただきます。

コース内容

コース料金1
コース料金2

進学目的に合わせた3つのプログラム

経営・会計系

経営・商学系大学院、会計専門職大学院、MBAで得られる知識や経験は、就職先での事業立案やプレゼンテーション等に役立ち、また将来起業家を目指す方にとっては人的ネットワークを構築できる機会が得やすいなどメリットが大きく、留学生に人気です。

大学院経営・商学系対策講座、会計・ファイナンス系の対策講座、英語講座などの授業に加え、専門の指導スタッフが進路相談、学習相談、出願までのアドバイス、研究計画書指導、面接対策など、丁寧にサポートしていきます。

社会学・学際系

学際系大学院は一つの研究科の中にさまざまな学問分野の教授がおり、いろいろな分野で自由に研究できる点が特徴です。募集人数が多く、留学生の受け入れにも積極的です。また、筆記試験で英語が課されないケースや、TOEICなどのスコア提出でOKな大学院もあり、英文和訳が得意ではない学生も受験しやすいと言えます。

東大、京大、一橋、東工大、その他の国立大学、早稲田、慶應義塾、上智、法政、明治、立教、同志社、立命館など、留学生に人気のある有名大学院も多く、複数の大学院を受験することで合格の確率が上がり、高学歴を得て就職につなげたい留学生にはチャンスが広がります。

専門研究系

研究職志望で大学院入試を受験する方のためのプログラムです。原則として、既に大学で同系統の専門知識を有している方で、当校で指導が可能な分野に限らせていただきます。

主に日本文学、法学、政治学、心理学、教育学などが対象になりますが、他の分野でも指導可能な場合がありますので、事前にご相談ください。

留学ビザの期間更新が可能な大学院入試留学生コース

追加料金なしで、
最後まで手厚い受験対策を!

 中央ゼミナールの大学院入試留学生コースは、主に中国人留学生の方を対象に、大学院進学に必要なさまざまな受験対策をすべて含んだコースです。大学院受験の筆記試験に必要な講座はすべて履修でき、日本語や論文の個別指導、研究計画書の指導、面接対策など、最後まで一人ひとりをやさしく指導します。
入学時に必要な学費は少し高く感じるかもしれませんが、個別面談の回数制限はなく、学習範囲や志望校の変更などで授業や個別指導が増えても、学費の追加はありません。入学から大学院合格まで、安心して受験対策に集中できます。

※研究や筆記試験対策のために必要な市販本の購入をお勧めすることがあります。
※TOEIC・TOEFLや日本語能力試験の受験料は個人でご負担ください。

合格時は入学金6万円でOK!
学費の完納は3月で大丈夫!

 大学院入試留学生コースの入学試験は10月から始まり合格もでますが、合格時に必要なのは入学金6万円のみで、学費の完納は3月にしています。
例えば、年明けに大学院入試があり、合否の発表を待ってからでは当校への出願手続きが間に合わなくなるケースがあります。そのため、早めに当校の入学試験を受けていただき入学が決まっても、学費の完納は3月まで据え置きにしています。大学院入試で合格すれば大学院へ進学、残念ながら進学できなかった場合には当校の大学院入試留学生コースで来年再チャレンジができるわけです。これなら安心ですね。

学力が優秀な方は授業料を大幅減免!

 大学院入試留学生コースの授業料には、通常授業の料金以外に日本語の基礎学習を含めた外国人留学生専用の指導料が含まれます。日本語能力を含めた学力が高く、特別の指導が軽減されると判断した場合、以下の通り授業料を減免いたします(入学金、諸費用は減免の対象になりません)。

入学金+授業料+諸費用=950,000円のところ以下の授業料減免があります。

授業料減免

日本人と一緒の集団授業で、
日本語の論文作成力を養います!

 中央ゼミナールでは、外国人留学生の皆さんも日本人の学生と一緒に集団授業で勉強します。日本語に不慣れな方は最初は不安があるかもしれませんが、日本語による授業や日本語で書かれた答案を目にすることが、論文作成力を養うには一番効果的です。
さらに、留学生専用講座や日本語学習講座、個別指導でも補っていきますので、ご安心ください。

レベル別の日本語講座で
日本語力を向上させます!

 日本語能力試験N1に合格していて、日本語での会話を不便に感じていない方でも、正しい日本語で論文を書いたり、面接で自然な受け答えをすることはなかなか困難です。中央ゼミナールでは、留学生個々の日本語力に合わせたレベル別の日本語講座を設け、必要に応じて、日本語能力に合わせた一対一の個別指導を行い、不自然な日本語を正しながら、論述力を上げていきます。日本語能力試験N1の点数アップにも効果的です。

合格の決め手になるのは、
研究計画書の添削指導や口頭試問対策です!

 大学院は研究を行う場であるので、大学院受験にあたっては、研究目的や研究概要を計画書として提出します。中央ゼミナールでは、担当の先生が個別面談で、研究テーマが受験する研究科に適しているか確認した上で、文章の添削指導を繰り返し、約3か月をかけて研究計画書を完成度の高いものに仕上げていきます。
また、面接試験(口頭試問)では研究計画書の内容が問われます。日本語でしっかりと答えられるよう、模擬面接で何度も練習していきます。

大学院受験の豊富な情報と、担当する
先生による的確な受験対策で合格へ導きます!

日本の大学院は、研究科の内容や受験形態が多様化し、外国人留学生の皆さんには大変わかりにくいのが現状です。志望に合った大学院、就職に強い大学院、狙い目の大学院などの情報をはじめ、さまざまな受験情報を提供します。
また、担当の先生が1年間の学習計画をしっかり決めて、その進捗状況などを確認しながら、親身になって受験指導を行います。

留学生Q&A

中央ゼミナール留学生コースQ&A

中央ゼミナールには3つのプログラムがあるようですが、どれも興味があって、一つに絞ることができません。

いずれのプログラムも、一流大学院への合格を目指す点は共通しています。その中で、自分がどの研究科でどのような研究に取り組みたいのかによって、一つを選択することになります。経営などビジネス系に関心があるのなら経営・会計系プログラム、文学、法学、心理学や教育学などに関心があるのなら専門研究系プログラムです。

少々わかりにくいのは社会学・学際系プログラムですが、社会学や文化人類学に関心があるのなら、このプログラムを選択してください。

また、研究したいことが明確になっていない場合も、学際系をお勧めします。日本のポップカルチャーやアニメ、メディア、生活習慣、環境など、幅広いテーマで研究ができる分野ですから、勉強したいことは必ず見つかります。留学生の受け入れに積極的な大学院が多いことも魅力です。

専門研究系プログラムではどんな志望分野でも入学が可能ですか?

このプログラムでは、おもに法学・政治学系、人文学系、教育学系、心理学系の大学院入試対策を実施しています。中央ゼミナールには理系の講座もありますが、理系の対策は前年の10月から始まっており、4月開講の当コース学生には対応していません。文理融合型の大学院であれば、学際系プログラムで入学できますので、ご相談ください。

なお、日本の各大学院研究科の研究領域はわかりにくい場合が多いため、研究課題がどの研究科に属するのか不明な場合にはお気軽にご相談ください。中央ゼミナールでは、大学院入試に詳しい先生との入学相談を随時受け付けています。

大学院入試の専門科目や小論文の筆記試験対策はどのようにしていますか?

中央ゼミナールの専門科目講座は、経済学、経営学、社会学、国際関係、教育学、心理学など多岐にわたっています。その中から志望する専攻の科目を選択します。授業では、まず、先生からその日のテーマについての解説や論述の方法に関する説明を聴いて、それから決められた時間内に答案を作成しますので、とても実践的な形式です。

提出された答案は、先生が添削して、翌週の授業で返却します。先生のアドバイスにしたがって復習して再提出すると、さらに添削してもらえます。その積み重ねで、専門知識を身につけ、日本語での論述力を高めます。小論文講座も添削付きです。小論文では日本語で自分の意見を論理的に主張する技術が求められるため、試験対策には訓練が欠かせません。

英語の対策はどのようにしていますか?

大学院入試における英語の問題形式は、志望の専攻に関わる英語長文を日本語に翻訳するものがほとんどです。このような試験では、英語の知識があるのはもちろんのこと、それを読みやすく正しい日本語に訳すこと、そして専門単語の量や背景知識が求められます。

中央ゼミナールでは英語の授業が、人文、経済・経営、法学政治学、社会学、心理、教育と分かれていて、出題傾向にあわせた選択ができます。また、英語が苦手な方には基礎レベルの講座も用意しています。

授業では、決められた時間内に英文を日本語に翻訳し、先生に提出します。先生は翌週添削して返却しますので、先生の解説を聴きながら、自分がどうして間違えたのかを確認します。復習して答案を再提出すると、もう一度、添削を受けることができます。専門科目の授業と違うのは、英語は先に問題を解くところです。

TOEICやTOEFLの対策はできますか?

近年の大学院入試では、TOEICやTOEFLのスコア提出を求める大学院が増えています。中央ゼミナールでも、留学生の皆さんに、TOEIC、TOEFLの受験を奨励しています。また、TOEIC対策、TOEFL対策の講座も設置して、皆さんを応援しています。

研究計画書が心配ですが、対策してもらえますか?

中央ゼミナールでは、受験する大学院の研究計画書をていねいに一対一の個別で指導します。研究テーマの選択から完成まで、受験する大学院すべてについて、一緒に仕上げていきますので、安心してください。

また、「研究計画書ゼミ」では、当コースの留学生が集まり、研究計画書のプレゼンテーションなどを行います。プレゼンテーションの内容を評価してもらうことで、研究計画書の完成度が高まります。

面接や口頭試問に自信がありません。どのような対策をするのですか?

口頭試問は研究計画書に基づいて行われますので、併せて対策していく必要があります。

中央ゼミナールでは、口頭試問や面接で質問が想定される事柄について、あらかじめ、個別面談で指導した上で、本番に備えて1対1での模擬練習を納得できるまで行いますので、安心してください。

大学院の研究生になるか、中央ゼミナールで大学院入試対策をするか、迷っています。

研究生として専門知識を学び、その後大学院へ進学する例は多く、研究生からの進学を前提にした大学院もあります。一方で、研究生であっても、外国人留学生の受け入れに消極的であったり、必ずしもその後の大学院進学に有利に働かない場合もあります。

研究室訪問などで指導を希望する教員からの勧めがあったり、研究生から始めることを求められる場合は、研究生を選択したほうがよいでしょう。大学院受験に多くの不安があり、日本語能力や英語・専門科目の学力を高める必要がある方には、大学院入試に強い中央ゼミナールへの入学をお勧めします。

研究生として大学院に通学しても、必ずしもよく面倒をみてもらえるわけではありません。そのため、日本語力の向上に結びつかないこともあります。また、大学院の研究生に籍を置きながら、受験対策のために予備校に通う方もいます。中央ゼミナールであれば、手厚い支援で皆さんを合格へ導きます。

中央ゼミナールが他の専門学校と違う点はどこですか?

中央ゼミナールは、日本で一番最初にできた大学院入試予備校で、講師・学習指導スタッフ全員が大学院まで修了しており、学術的な指導ができると同時に受験のプロでもあるところが、他の専門学校と異なるところです。

日本の大学院で学ぶことを希望する留学生のために、大学院コースを設置している専門学校はたくさんありますが、大学院入試のノウハウを持っているところは多くありません。

ですから、ビザの更新のために専門学校に入学して大学院入試予備校とダブルスクールをする人もいます。当然、2校分の学費がかかります。加えて予備校で多いのが、入学時には学費を安く感じても、その後の追加支払いで、結局は高い学費になることです。

中央ゼミナールで入学時にお支払い頂く学費は安いとは言えません。しかし、中央ゼミナールではビザを更新しつつ、大学院受験についてベストな指導を受けられます。ぜひ、ほかの専門学校と、内容で比較してみてください。

日本語が心配です。日本人と一緒の授業でついていけますか?

日本語力に自信がないために、日本人と一緒の教室で学ぶことに不安を感じる方も多いと思います。特に最初の1ヶ月は日本語での講義に苦労するかもしれません。

しかし、毎日授業に参加し、先生や他の学生と話す機会が増えてくると、1学期の終わり(7月中旬)には不安も解消されていきます。さらに、留学生対象の日本語の授業も設置されますし、学力的に必要な方は個別の日本語指導時間も設置しますので、ご安心ください。

日本の大学院に進学すれば、日本語力は必須です。苦手だからといって避けていても、後で苦労するだけです。当校にいる間に、日本語での会話能力や論述力をしっかり身につけましょう。

悩んだり困ったりしたときに、相談に乗ってもらえますか?

もちろん、相談してください。予約すればいつでも個別相談はできますし、急ぎの時にはなるべくすぐに対応します。先生方も親切です。

それに、留学生専用の授業が複数ありますから、一緒に学ぶ留学生と友達になって、互いに励まし合いながら勉強することもできます。

大学院に合格した後も、通学を続ける必要がありますか?

このコースは、4月から翌年3月までの1年コースで、800時間以上の授業履修が法律で義務付けられています。そのため、大学院に合格していても授業時間数が不足していると修了することができず、進学先の大学院で留学ビザの期間更新ができなくなります。

また、留学ビザの在留期間中は、在留資格の活動(中央ゼミナールへの通学)をしなければなりません。在留期間中に3か月以上の活動休止期間があると、留学ビザが取り消されることになります。

ただし、9月入学試験に合格し、在学期間中に進学する場合には、所定の手続きが必要ですのでご相談ください。

在学中に一時帰国することができますか?

このコースの方が母国への一時帰国を希望する場合には、事前にご相談いただき、書類を提出していただく必要があります。

中央ゼミナールで多いのは、大学院合格後に一時帰国したいという希望ですが、履修済み授業時間数や帰国期間などを確認した上で、許可します。ただし、授業のない期間に限られます。受講時間数の不足や在留資格への影響が想定される場合は、一時帰国は認められませんので、ご注意ください。

 

先生に聞く!留学生コースインタビュー

大学院入試留学生コースについて聞きました。

お答えいただいた先生

宍戸ふじ江先生: 学校法人中央ゼミナール部長

Q外国人留学生を対象にしたコースは、いつごろから始めたのですか。

A中央ゼミナールには以前から、日本の大学に在学したり、日本で働いている留学生の方が毎年のように入学していましたが、ビザの更新ができるコースは2014年からスタートして7年目を迎えます。

Qどのくらいの人数が入学していますか。

A1年目、2年目は3名、3年目は7名、4年目は10名、5年目は20名、6年目は17名です。

Q学生数が少ないのはどうしてですか。

A中央ゼミナールは大学院受験コースを日本で初めて設置した予備校で、今までに多くの学生を大学院入試で合格に導き、その指導には自信を持っています。しかし、留学生をビザを取得できるかたちで受け入れるのは新しい試みでした。そこで、まずは少ない人数から始めて、責任を持って受け入れた学生の進路をしっかり支援したいと思いました。

Q2018年度の入学が20名になっているのは、留学生指導でのノウハウも蓄積したということでしょうか。

Aはい。2018年度は修士や研究生を受けた19名全員が合格を果たしています。

Q留学生はおもに中国人とのことですが、どのようなところに指導のノウハウが必要でしたか。

Aいくつかありますが、まず、日本語力ですね。中央ゼミナールの留学生コースは、すでに日本語学校や日本の大学を卒業している中国人留学生の方を対象としており、皆さん、一定の日本語力があると最初は考えていました。でも実際は、ある程度話すことはできても、日本語での論述力は不足していました。英語も日本語訳の試験ですし、入学時点での力では筆記試験での合格が難しい状態でした。ですから、当初の予想以上に、日本語の指導には時間をかける必要がありました。

Q確かに、日本語力は基本ですね。

A研究計画書の作成でも同じことが言えます。しかも、研究計画書では専門用語、つまり日本人でも日常生活ではあまり使用しない日本語を使いこなし、学術的な文章を書く必要があります。

Q中央ゼミナールでの指導で日本語の論述力はついたのでしょうか。

A皆さん、随分、力が付きました。中央ゼミナールでは授業内に論述や英文の和訳をして頂き、それを解説授業と答案添削で指導します。何回も書くうちに、確実に能力が向上していることがわかります。また、個別での指導も毎週行っています。試験対策としても、もちろん大変有効ですが、大学院に入った後も役立つ能力が、身についていきます。

Qほかに留学生の指導で気を付けていることはありますか。

Aたとえば、学生が中国人の知人やネットワークで個人的に得た、大学院に関する情報の取り扱いには注意が必要です。確かに、なるほどと思う情報も時にはあります。でも、不正確な情報を鵜呑みにして、貴重な時間を無駄にするケースもみられます。大学院入試に関する当校のノウハウを信頼して、まずは確かな情報をもとに確実な合格を目指してほしいですね。

Qでは、合格するためのアドバイスをお願いします。

A中央ゼミナールにしかない大学院受験のノウハウをしっかり利用することです。答案添削指導付の授業や、どこの大学院が合格しやすいかなどの情報、研究計画書の徹底した個別指導など、中央ゼミナールを活用することは他の受験生に対して大きなアドバンテージになります。

合格者の声

周さん|中国出身

慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)合格

ライフスタイル論

留学生にとっては情報収集は困難です

でも大学院は情報が大事だと知りました

インタビュアースタッフ赤田

赤田先生:中国から来日して、化粧や美容の研究で慶應義塾大学大学院へ進学が決まってよかったですね。大学院合格はゴールではなくスタートです。本格的に美容・コスメを研究する場を得て、これから思う存分研究できますね。どうして日本の大学院に進学しようと思って留学なさったんですか?

周さん:日本の大学院は、中国の大学院より有名です。私は中国の大学で広告学を学び、地元のテレビ局で3年間の子供向けの教育番組のプロデューサーの仕事を務めました。しかし、ステップアップしたいと思って仕事を辞めて留学する決心をしました。

赤田先生:中国は、2002年以降に大学生が激増し、2018年現在では大学生は2002年の時より8倍に増えています。改革・解放後の自由経済の進展によって企業の競争が激化しており、かなりいい大学出身でないと、BAT [百度(バイドゥ)、阿里巴巴(アリババ)、 騰訊(テンセント)]などの中国の人気の有名企業には入ることが難しいそうですね。それで、来日して、日本の有名校の大学院で勉強して社会的評価を上げて、いい会社に入りたい中国の若者が増えているそうです。で、周さんは慶應義塾に合格なさったわけですから、人生の選択肢が増えましたね。経済学者のアマルティア・センの言葉で言い換えれば、ケイパビリティが高まりましたね。今後の意気込みを教えてください。

周さん:入りたかった慶應に受かったので、しっかり勉強して、大手美容・コスメ系の会社に就職できるようにがんばります。

赤田先生:日本は化粧品の売り上げが2兆円を超える化粧大国で、日本の化粧品(資生堂、花王、コーセー、ポーラなど)は、品質がいいため世界から高く評価されています。コスメフリークも多いです。周さんは、中国の大学では広報の勉強をなさり、日本では美容学校で美容師の資格を取得されましたので、美容・コスメを研究なさいますが、どういう研究を慶應でする予定なんですか?

周さん:「中国人観光客向けの新たな美容ツーリズムシステムのデザイン――消費型観光と体験型観光の融合――」が私の研究テーマです。慶應の日吉キャンパスのシステムデザイン・マネジメント研究科のコミュニケーションデザインラボで、このテーマを探求します。

赤田先生慶應はそのような美容・コスメツーリズムと経済活性化といったテーマでの受験でしたが、他にも中国と日本の化粧の比較文化論、化粧品会社の経営戦略、化粧の広告の分析、化粧行動の分析など多様な切り口がありますよね?受験する大学院に合わせて、研究計画書の内容をアレンジすれば、たくさん併願できますよね?

周さん:はい。たくさんできます。美容・コスメを題材にして、うまくアレンジして、観光学っぽくだとか、経営学っぽくだとか、比較文化論、文化人類学っぽくなどしていくと、たくさんの大学院を併願できます。中央ゼミナールの先生から研究計画書指導を受ければいっぱい併願できます。

赤田先生:留学生のみなさんの共通した悩みとしては、中国と日本の受験の方法が違いますし、大学院の名前も多様ですし、入試科目もいろいろで、自分がどこを受けたらいいのか、自分の勉強の都合に合った大学院はどこなのか、語学のハンデもありよく分からなくて困ってしまうというものがあります。留学生の日本での大学院受験の最大の課題は、どの大学院の研究科をどのように受けたらいいか、なのではないかと思いますが、周さんもそうでしたよね?予備校を活用しての受験戦略はどのように進めましたか?

周さん:情報を調べる能力が留学生は低いと思います。留学生は、社会学研究科、法学研究科、経営学研究科みたいな名前の大学院しか分かりませんが、日本にはたくさん学際系、つまり、いろいろ学べる大学院があると中央ゼミナールに来て知りました。社会学研究科のような研究科は、受験する留学生が多いため倍率が高くなりますが、留学生があまり知らなくて受けない研究科はライバルが少ないので、合格の可能性が高くなります。経営学的に言うと、社会学研究科などはライバルが多いレッドオーシャンで、学際系大学院はライバルが少ないブルーオーシャンです。大学院受験は情報が大事ですよ。

赤田先生:留学生ですと、筆記試験がたいへんですよね?慶應に合格してみて、小論文対策はどのように進めると効果的だと思いますか?留学生たちに助言をお願いします。

周さん:中央ゼミナールの授業で、ひとつの専門知識でたくさんの問題を解けるように勉強しました。中央ゼミナールに入学する前に小論文の書き方が分からなくて困っていましたが、中央ゼミナールで、知っていると頭がよさそうに見える学者(マックス・ウェーバー、ピエール・ブルデュー、クロード・レヴィ=ストロースなど)の理論を使って、いろいろな問題を解けるようにする応用力を身に付けました。中央ゼミナールで学んだ専門知識はこれからの大学院の研究に活用できると思います。

赤田先生:出願前の研究室への訪問、入試本番での面接などの効果的な対策についても教えてください。

周さん:模擬面接を中央ゼミナールの先生とやって準備しました。どの先生に会いに行ったらいいかなども相談しました。私が入る慶應の先生のところにはこれまでも留学生が合格していた研究室でしたし、美容関係の修士論文を書いた先輩がいたため志望しました。研究室訪問、面接対策も中ゼミでできます。

赤田先生:なるほど。では最後の質問です。第一希望の慶應義塾に合格してみて、いいところに合格しやすい受験方法と言いますとどういうことになりますか?その他、留学生たちに何でもアドバイスをお願いします。

周さん:小論文の確認の練習を普段から復習する勉強も大事です。英語の出題形式はいろいろですので、どういう形式の英語の試験なのかを選ぶことも大事です。英語がない大学院、TOEICでいい大学院、TOEFLの大学院、英語を日本語に翻訳する大学院があります。私は、「小論文と面接」のところをターゲットにしました。他にも「面接だけ」のところもありますし、TOEICが高い人は「TOEIC、小論文、面接」「TOEICと面接」という方式もいいと思います。

赤田先生:慶應の創立者の福沢諭吉先生は、日本銀行の一万円札の肖像の偉人です。そのような有名名門校でしっかり学ぶとキャリア選択が増えますね。思う存分、大好きな美容・コスメの研究をなさって、美容・コスメ業界でイノベーションを起こして人々を幸福になさってください。慶應合格おめでとうございました。

周さん:お世話になりました。これから受験の留学生のみなさん、がんばってください。

彭さん|中国出身

神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 人間発達専攻 表現系講座 社会情報学研究室 合格

社会情報学・日本文化論

大好きな日本のB級グルメを留学生として研究

インタビュアースタッフ赤田

赤田先生:一橋大学、大阪市立大学と合わせて旧三商大と言われる超名門の神戸大学の大学院合格おめでとうございます。合格しての感想は?親孝行になりましたね?

彭さん:最初、自分は立命館の社会学研究科に合格したらうれしかったですが、受験する前に立命館の事務室に、志望する教授が自分の指導をしてくれるか聞いてみたところ指導を断られました。最後は私立の大学院ではなく、国立の神戸大学大学院人間発達環境学研究科人間発達専攻表現系講座の社会情報学の研究室に合格しました。親も喜んでくれました。

赤田先生:日本が大好きで留学にいらっしゃって、とにかく「おでん」が好きになったそうですね。そして、大学院でおでんの研究をするそうですね。食文化の研究を主に社会学のアプローチからなさるそうですね。イギリスの歴史学者のボブズボウムとレンジャーの「伝統の創造」といった理論やハーバード大学の政治学者パットナムの「ソーシャルキャピタル」などの理論を用いて、学問的に大好きな「おでん」を研究するのは楽しくてためになりますね。どういう研究テーマなんですか?

彭さん:宇都宮や浜松のぎょうざ、富士宮や横手の焼きそば、静岡のおでんなど、いわゆるB級グルメによるまちおこしが話題となっています。各地域が独自色を打ち出し、観光客を呼び込んだり、地域経済を活性することは大変よいことだと私は考えています。そこで私は、全国各地のB級グルメによる町おこし、特にご当地おでんによるまちおこしの成功要因に関する考察を行い、成功例に共通する要因を可視化し、今後のB級グルメによるまちおこしの活性化に寄与するモデルづくりをSNSやスマホに着目して考えてゆきたいと考えています。そして将来、中国に帰国して、中国に新しい食文化を生み出し、SNSやスマホなどで情報発信して観光促進による経済活性化に貢献したいため、そういうことを神戸大学大学院で、研究したいと考えています。

   

赤田先生神戸大学大学院人間発達環境学研究科は名前からすると何を研究するところなのかよくわかりませんが、社会学、教育学、心理学から、政治学、経済学、法学、地理学、哲学、そして素粒子物理学、光合成酵素科、計算機代数、応用解析学、トポロジーなどの理工系などいろいろなことを研究できるユニークでダイバーシティな大学院ですよね。留学生は日本の大学院の研究科や専攻の名前がよくわからなくて困りますよね。どうやって受験校を決めましたか。

彭さん:留学生たちは日本の大学院の研究科の名前を見てもよくわからなくて、留学生は経営研究科や社会学研究科などのような、中国の大学院と同じような名前の研究科だけ受けることが多いんです。しかし、中央ゼミナールの赤田先生から教えてもらって、研究科の名前が違っても、自分の研究テーマで受験できる大学院の研究科が多いと分かりました。

赤田先生神戸大学大学院人間発達環境学研究科の人間発達専攻表現系講座には、作曲・編曲,声楽,器楽,舞踊学,美術・彫刻,音楽療法,絵画表現といった芸術の実技の研究室もあれば、西洋音楽史、民族音楽、近代建築史、感性科学、ファッション文化論、社会情報学、認知科学といった実技でない分野の研究室もあります。で、彭さんは、社会情報学の研究室です。これまでのように研究対象を細分化して一つ一つの様子を細かく分析して行くという要素還元論的アプローチのひずみが露呈している現代では、様々な学問分野を横断的に学ぶような学際的な大学院が増えているのですが、中国では学際化ということはあまりまだ進んでいないようですね?

彭さん:中国の大学院のことは詳しくは知らないのですが、中国の大学の学部は、文学部、経営学部、社会学部などに分かれていますので、留学生たちはどこの研究科を受けたらいいのかよく分からなくて困っている人が多いです。

赤田先生:中国人留学生は、文学、経済学、社会学とはっきりと学問分野が分かれているところ以外に目が向かないために、せっかくの選択肢、可能性を逃しているケースが多いようです。日本人でも自分がどこを受けたらいいのか、どこを受けられるのかが分からない人が多いので、留学生は日本人よりももっとしっかりと情報収集して、自分の可能性を高めることが必要ですよね?

彭さん:去年は日本語学校にいましたが、自分で大学院のことを調べて、受けるところを探さないといけなくてたいへんでしたが、中央ゼミナールの先生のアドバイスや情報ももちろん大事です。中央ゼミナールではどこを受けたらいいかを教えてくれましたが、自分で受験に関する情報を収集することも大事だと思います。

赤田先生:大学院によっては、留学生を歓迎してくださるところと、留学生のことをあまり歓迎しないところがあることはいろいろな大学院に連絡して気がついたと思います。1年前の自分にアドバイスをするとしたら、留学生はどのように受験戦略を立てたらいい、とアドバイスをしますか?

彭さん:やっぱり受験する前に自分が受験したいところの情報を収集することがとても重要だと思います。説明会に行ったりとか、学校のHPを見たりとか、指導を受けたい教授との事前連絡とかをしっかりするように言いたいです。

赤田先生:では最後に、これから受験の留学生たちに日本の国立大学の中でもTOP10に入る神戸大学大学院合格者としてアドバイスをお願いします。

彭さん:多くの留学生にとって、日本の国立大学の大学院は難しいという印象があります。でも、もし、本当に日本の国立大学の大学院に入りたい場合は、チャレンジするやる気がとても大切だと思います。そして、中央ゼミナールで、小論文の訓練とか、英語とか、面接の練習、研究計画書の準備などをやることはとても大事だと思います。あと、受験科目は、英語の日本語への翻訳の大学院、TOEICでいい大学院、英語が不要な大学院などがありますので、自分に合う大学院の研究科を探すために、中央ゼミナールの先生とよく相談するといいと思います。

赤田先生:本当におめでとうございます。B級グルメのそばめし発祥の地の神戸市で、日本文化のおでんを学問的に研究して大きく羽ばたいてください。

耿さん|中国出身

東京工業大学大学院 環境・社会理工学院 合格

インタビュアースタッフ柚留木

耿さんは中国の大学を卒業後、来日して日本語学校を経て、中央ゼミナール外国人留学生総合コースに入学し大学院受験に臨みました。

柚留木:どうして日本語を学ぼうと思ったのですか?

耿さん:小学校の時、インターネットで中国語の字幕付き「NARUTO-ナルト」を見たことで、日本のアニメに興味を持ちました。大学生の時に友人に薦められ「銀魂」や「蟲師」も見ました。中国語の字幕や中国語吹き替えで日本のアニメを見るより日本語で日本のアニメを見たくなったことと、中国語に翻訳された『吾輩は猫である』等30冊くらいの日本の小説を読んだことで、日本の文化にあこがれるようになりました。アニメや小説に描かれた日本と現実の日本は相違点があるのかないのか知るためには日本語の習得が必要と考え、中国の日本語学校で日本語を勉強し始めました。上記以外にもう一つ日本語を学ぼうと思った理由があります。それは中国語以外の外国語で会話できたなら、それはカッコいいと思ったことです。

柚留木:中国の大学では何を専攻していましたか?

耿さん:中国の大学では数学と応用数学を学んでいました。大学で数学を学んでいたというと高校時代から数学が得意であったと思われるでしょうが、実は違います。ではどうして数学を大学で学んでいたのかというと、統一試験の点数不足で第一志望の化学ではなく数学に振り分けられたからです。数学を学びたくて大学に進学したわけではなかったのですが、入学後、数学の授業を受けているうちに数学に興味を持つことができ好きになりました。

柚留木:中国ではなく日本の大学院に進学する理由を教えてください。

耿さん:理由は2つあります。1つ目は大学の成績があまり良くなかったことです。2つ目は中国の統一試験において私の実力では研究したい専攻に進学できる点数をとることや中国で評価の高い大学院へ進学することができる点数をとることが難しかったから、中国以外の国の大学院に進学することを考えました。アメリカやイギリスに比べると学費が安く、治安が良く安全だと考え日本への留学を決めました。また小学生の時から好きであった日本のアニメに触れることができ、アニメの聖地に行くことができることも魅力でした。

柚留木:ゲーム理論を研究する理由は何ですか?

耿さん:私の大学時代の専攻は数学でした。数学の方法を用いていろいろな問題を解決することも学びました。その中にはゲーム理論を使ってどうやれば数学モデルが作れるかという問いがありました。具体的にいうと2つの会社が競争の中でどちらか一方の会社が利益を最大化することができるかという投資の問題を解決したことです。その経験からゲーム理論に魅力を感じるようになっていきました。ゲーム理論を研究することにすれば大学で専攻した数学の知識を活用できると考えたからです。

柚留木:どうして大学院入試の準備を中央ゼミナールでしようと思ったのですか?

耿さん:私の在籍していた日本語学院の先生から中央ゼミナールを薦められました。先生からは中央ゼミナールは大学院の入学試験に対応できるだけでなく、ビザを更新することができるということも教えていただきました。すぐに先生から教えていただいた中央ゼミナールのホームページを見てみました。そうすると中央ゼミナールは長い歴史があり、素晴らしい合格実績を出していることがわかり、すぐに説明会の予約をしました。外国人留学生コースの説明会に参加したことで、日本語の授業、経済・経営の専門授業、経済・経営の専門英語の授業が設置されており、研究計画書の指導、面接対策も充実していることが分かったから、中央ゼミナールを選びました。

柚留木:中央ゼミナールの英語の授業は長文和訳の添削英語中心です。日本語で全文訳することは大変でしたか。苦労したことがあれば教えてください。それに対してどのような対策をしましたか?

耿さん:日本人でない私には解答する時間が足りなかったため、答案の点数は1学期の間は10点から30点の間にとどまっていました。時間が足りなかった理由は英語を中国語で理解し、中国語から日本語に訳していたからです。この方式では時間がかかり、所定の時間では問題文の3分の1位訳すのが精一杯でした。2学期から点数が上がっていったのは旺文社のターゲットで単語と熟語をマスターしたことと、授業を通して文法・構文を学んだことで日本語と英語では語順が違うという戸惑いがなくなったからです。

柚留木:日本語の基礎の授業は役立ちましたか?

耿さん:私が在籍していた日本語学校の授業と比べると、中央ゼミナールの日本語の授業は大学院の進学により役だつ内容だったと思います。中央ゼミナールの「日本語基礎」の授業は文法だけでなく、大学院の入学試験の小論文と面接試験に対応した授業内容でした。「日本語基礎」の授業を履修したことで今までより、より自然な日本語で小論文を書いたり、会話ができるようになりました。

柚留木:経済・経営系の「研究計画書ゼミ」の準備は大変でしたか?

耿さん: 中央ゼミナールの「研究計画書ゼミ」は先生が様々なテーマについて説明するだけでなく、研究計画書を初めて書く学生を対象にするかのように書き方を教えていただけます。先生から教えていただいた方法で自分の「研究計画書」を書き上げ発表しなくてはいけません。私にとって「研究計画書ゼミ」の準備は大変でした。何が大変だったかというと先行研究についてまとめるために、先行研究に多く当たらなければならなかったことです。

柚留木:経済・経営系の留学生だけで実施していた「論文ゼミ」は役立ちましたか?

耿さん:「論文ゼミ」は大変役に立ちました。私は大学生の時に金融と経済を勉強していたためある程度の知識を持っていましたが、経済・経営の全体像をつかめてなかっただけでなく、個々の知識を繋げることも無理でした。「論文ゼミ」を履修することで、経済・経営の全体像が掴めるようになると知識と知識の繋がりもあきらかになっていきました。

柚留木:研究計画書テーマはどのように決めましたか?

耿さん:私は数学の方法を用いて金融について研究したかったのですが、先生からこれからの金融は仮想通貨になると言われ、その時から仮想通貨について関心を持つようになりました。仮想通貨に関する本や論文を読み始めると、先生の指摘のようにこれからは仮想通貨が大きな役割を果たすようになると確信するようになりました。このことから仮想通貨を研究することは意義があると思い、研究テーマを仮想通貨にしました。

柚留木:受験する大学院はどのように決めましたか?

耿さん:私が東京工業大学を受験することにしたのは先生から勧められたからです。ホームページを見てみると、社会モデリング、意思決定を研究している先生がいらっしゃることがわかり、私の研究テーマで受験が可能とわかりました。また私は理系出身ですから、東京工業大学の理工的な研究方法が合うと思いました。もう1つ東京工業大学を受験校に選んだ理由があります。それは私の英語力です。私の感覚では東京工業大学は英語に対する要求が高くないと思われたので、英語の苦手な私にとっては受験しやすい大学院と考え東京工業大学を受験校に選びました。

柚留木:4月から翌年の2月までの中央ゼミナール在籍中一番大変だったのは何ですか?

耿さん:受験勉強で大変だったことは色々ありましたが、それは自分の努力で克服できます。しかし自分の努力だけでは解決できないことがあります。私にとって一番大変だったことは毎日の通学でした。私は中央ゼミナールまで片道約40分かけて通学していました。もっと長い時間をかけて通学している中央ゼミナール生はいますが、私が通学に使っていた路線は電車が混雑していたため、通学だけで疲れていました。

柚留木:アルバイトはしていましたか?

耿さん:私はアルバイトと勉強の両立はできないと思っていたので、アルバイトは全くしていません。

柚留木:中央ゼミナールの授業以外に自宅でどのくらいの時間勉強していましたか?

耿さん:自宅では勉強に集中することができず、中央ゼミナールの自習室で主に勉強していました。自宅で勉強するより中央ゼミナールの自習室で勉強する方が落ち着いて、集中して勉強することができました。自宅での勉強は長くて2時間から3時間位です。

柚留木:最後にこれから大学院を受験する皆さんにメッセージをお願いします。

耿さん:私は東京工業大学しか受験してないため東京工業大学を基にして皆さんへのメッセージとします。筆記試験に関しては、中国の大学院入学試験より簡単だと思います。では簡単に東京工業大学に入学できるかというとそれは違います。東京工業大学では完成度の高い研究計画書が要求されます。他の大学院入試でも同じだと思います。日本の大学院入試では、研究計画書と面接試験が重視されていると思います。研究テーマを決めるところから先生の指導を受け、完成度の高い研究計画書を作成してください。英語・論文とも中央ゼミナールでは添削して答案が返却されます。1学期中は高得点を得ることができないことがあると思いますが、自分はできるのだと考え、自信を持って、諦めず勉強に励んでください。

劉さん|中国出身

東京大学大学院経済学研究科マネジメント専攻 合格

インタビュアースタッフ柚留木

劉さんは中国の大学を卒業後、国際物流関係の会社に就職し3年間働いた後来日して日本語学校を経て、中央ゼミナール外国人留学生総合コースに入学し大学院受験に臨みました。

柚留木:どうして日本語を学ぼうと思ったのですか。

劉さん:大学へ入学した時から、大学の交換留学制度を利用して韓国か日本への留学を考えていました。実際に準備を始めたのは大学2年生になった時からで、先ず留学先を韓国か日本か決めなければいけません。韓国語と日本語の両方の勉強を始めてみたところ、私にとっては韓国語より日本語の方が発音しやすく、聞き取りやすかったことから日本への留学に決めました。留学先は大分大学の教育教養コースに決まりました。私が日本語を学ぶようになったのは、日本へ留学する目的を実現するためでした。

柚留木:中国の大学では何を専攻していましたか。

劉さん:親の意向で小学校の国語(中国語)の先生になるために、中国語教育学科に入学しました。大学1・2年生では中国の文学を中心に学びました。中国古代文学では『楚辞』・『斉民要術』・『三国志演義』・『水滸伝』・『西遊記』・『紅楼夢』・『儒林外史』や漢字の成り立ちや字義を学ぶ『説文解字』等を基に学びました。中国近代文学では魯迅・陳独秀・胡適・老舎等の作品を基に学びました。中国現代文学では獏言・楊逸・巴金・金庸等の作品を基に学びました。春秋・戦国時代から現代(中華人民共和国)までの中国文学を学んだあと、3年生になると中国語の教授法について学びました。中国の大学では経営学について全く学んでいません。

柚留木:中国ではなく日本の大学院に進学する理由を教えて下さい。

劉さん:私の進学した中国の大学では、外国人との交流はなかったが留学した大分大学には欧米からの留学生もいて、英語で会話する機会が多かったため英会話が上手になっただけではなく、中国と異なる文化的背景を持つ学生と日本で交流できたことが日本の大学に対する良い印象を持つことになりました。1年間の留学という解放感もあり、親しくなった日本人の学生に連れられて、大分県の季節の祭りを見に行きました。大分市の七夕まつりでは七夕の飾りだけではなく、青森のねぶた山車灯籠に似た「府内戦紙」と市民踊りを見ることができ、音楽とコラボした大分合同新聞納涼花火大会、頭上に降り注ぐ光のシャワーのような津久見納涼花火大会、海上花火が炸裂する宇佐花火大会、別府クリスマス花火大会と地域ごとに違う花火大会を見たり、日田市の天領まつりで大名行列を見ることができ、同じ日田市の千年あかりでは幻想的な灯を見たり、国見で行われる奇祭といわれるケベス祭りも見にいきました。大分県外にも足を伸ばし四国の秋祭りもみました。一般の中国人の旅行者ではいかない日本の地方の人々の生活にも接することができたことでさらに日本の生活が好きになりました。日本の大学院への進学希望は日本の生活が好きになったからという理由だけではなく、大分大学での経験から日本の大学は学術に対する態度が厳しいと分かったからです。

柚留木:マーケティングを研究する理由は何ですか。

劉さん:社会人の時の経験から、マーケティングとは「お客様に価値を提供してお金をいただくこと」だと思いますが、お客様に価値を提供すれば買ってもらえるかというとそうもいきません。その価値を提供しているのは私だけではないからです。競合が存在します。私の商品の方が高い価値を提供し、それをお客様に納得していただく必要があります。私の会社の強みを使い差別化をするにはどうすれば良いか考えることが面白かったことからマーケティングを専門的に研究してみたくなりました。

柚留木:どうして大学院入試の準備を中央ゼミナールでしようと思ったのですか。

劉さん:私が在籍していた日本語学校の先生の紹介で中央ゼミナールを知りました。中央ゼミナールのホームページを見ると外国人留学生総合コースの説明会が次の日曜日にあることがわかりすぐに予約して参加しました。日本語学校で入手したパンフレットの項目は中国語との併記になっていたことから留学生とは中国人を指していると思って参加した説明会では中国と日本の大学院制度の違いについての話があり、そのあと中央ゼミナールの外国人留学生コースの説明を聞きました。中央ゼミナールには、日本語学校では十分とはいえなかった授業があることがわかりました。中央ゼミナールには大学院入試に必要な経済・経営の専門論文の授業、経済・経営の専門英語の授業、研究計画書の指導、面接対策があり、私の専攻にも十分対応していただけることがわかり、入学試験を受験しました。

柚留木:中央ゼミナールに入学する以前に経営学はどのように勉強していましたか。

劉さん:来日し日本語学校に通学している時に、経営学を学ぶために半年間中国人の塾に行きました。中国人の塾では中国語で経営学を教えていただけるのですが、今まで経営学の勉強をしたことがなかったため、経営学の知識が全くなく十分に理解することができませんでした。

柚留木:中央ゼミナールの英語の授業は過去問題を使った長文和訳の添削英語中心です。日本語で全文訳することは大変でしたか。苦労したことがあれば教えて下さい。それに対してどのような対策をしましたか。

劉さん:大変でした。やはり外国人ですから、英単語の意味を知っているのですが、日本語でどう訳せばいいのかわからないことが多かったです。単語の暗記にはターゲットの単語と熟語を使いました。日本語訳に必要な文法・構文については、中国にいた時に文法・構文をしっかり学んでいたことから他の言語にも適用できました。一つの言語について文法・構文をマスターしていれば大丈夫だということを経験しました。

柚留木:経済・経営志望の留学生だけで実施していた「論文ゼミ」は役立ちましたか。

劉さん:新聞を使って経済の時事問題について先生から説明を受ける形式でゼミは進められました。日本経済新聞等日本の新聞に掲載された、アリババ等中国に関する事項を多く扱っていただけたので興味深く・楽しい授業でした。役立ったかという質問に対する回答は面接試験がなかったので役だったかどうかはわかりません。しかし研究計画書のアイデアという点では役立ちました。

柚留木:研究計画書のテーマはどのように決めましたか。

劉さん: 大内先生の指導のもとで、今、日本で話題になっているテーマで5,000字以上の研究計画書を書き上げましたが、自分では本当に理解できたとは言えませんでした。面接試験がないからそのまま提出してもよかったのかもしれませんが、自分で理解できて興味を持つことができる研究テーマに変えて研究計画書を書き直しました。私は中国で普及しているが日本ではあまり見かけない「教育アプリのマーケティング」を研究テーマにしました。研究テーマは自分の生活の場でよく見かけ、自分が興味を持てるものから選ぶことが大事だと思います。

柚留木:受験する大学院はどのように決めましたか。

劉さん:日本の一流大学院に行くという目的で来日していたので、来日時点で受験大学院は東京大学と早稲田大学に決めていました。

柚留木:どのくらいの時間アルバイトをしていましたか。受験勉強と両立できましたか。

劉さん:私は週に20時間のアルバイトをしていました。私の経験では受験勉強とアルバイトは両立できます。私がアルバイトをしていたのは生活費を稼ぐのが目的ではありません。私がアルバイトをしていた理由は、アルバイトをすると勉強の時間は少なくなります。勉強する時間が少なくなる分集中力が上がり、効率のよい勉強ができると考えたからです。

柚留木:中央ゼミナールの授業以外に自宅でどのくらいの時間勉強していましたか。

劉さん:4時間くらいです。中央ゼミナールの授業が始まった4月、5月は、2時間でしたが、試験が迫る7月、8月は4時間は勉強していました。勉強に集中できない時もありました。その時は、東京大学だけではなく他の大学院の過去問題を読んでいました。過去問題を読むと、まだ自分にはわかってないことが沢山あることが自覚でき、もっと頑張らないと志望大学院には合格できないと悟ることができました。志望大学院に合格するためにはもっと頑張らないといけないという覚悟を持つようになりました。

柚留木:最後にこれから大学院を受験する皆さんにメッセージをお願いします。

劉さん:他人に褒められて自分は絶対一流大学院に進学できると信じると失敗することになると思います。英語や日本語の資格試験の点数が良くても、筆記試験に落ちたらそれまでです。毎日コツコツと経営学の知識(用語・語句)を暗記したり、過去問題を解答することが重要だと思います。同じ過去問題を繰り返し解くことも重要です。私は同じ過去問題を3~4回解答しました。私は志望大学院だけでなく中央大学・上智大学・立教大学の過去問題も解きました。多くの大学院の過去問題を解答することで、知識を増やすことができるし、今大学の先生方はどのようなことに関心があるかということがわかってきます。

高さん|中国出身

早稲田大学大学院商学研究科商学専攻 合格

立命館大学大学院経営学研究科企業経営専攻 合格

インタビュアースタッフ柚留木

高さんは中国の大学を卒業後、来日して日本語学校を経て、中央ゼミナール留学生総合コースに入学し大学院受験に臨みました。

柚留木:どうして日本語を学ぼうと思ったのですか?

高さん:アニメやマンガをきっかけに日本語を学び始めた中国人は少なからずいると思いますが、私もその例外ではありません。私が日本語を学ぼうと思ったきっかけになった作品は「秒速5センチメートル」です。中国語で日本のアニメを見ているうちに、中国語への翻訳では多かれ少なかれ翻訳者の感情や考え方が混じっているのではないかと考えるようになりました。原作者の意図をくみ取るにはやはり日本語の原書を読む必要があると思い、原書を読むために日本語を学ぼうと思うようになりました。

柚留木:中国の大学では何を専攻していましたか?

高さん:中国の大学では会計学を専攻していました。会計学を専攻した理由は将来起業したいという思いがあったからです。起業して会社を経営するためには財務諸表を見て判断する能力が必要であると考えたからです。

柚留木:中国ではなく日本の大学院に進学する理由を教えて下さい。

高さん:上海出身の私は、上海の大学に進学したため一人暮らしの経験をしていません。日本の大学院に進学することは、学問の研究を極めること以外にもう一つ理由がありました。それは一人暮らしをすることは何事も自分で判断して決めなければならず、一人暮らしをすることで問題解決力が鍛えられると考えたからです。

柚留木:商学研究科・経営学研究科への進学を志望した理由は何ですか?

高さん:私の父は上海で会社を経営しています。私は父のように起業をしたいという考えを持っています。父は自分の力だけで会社を築きあげてきました。私は父の会社経営よりも科学的な会社経営に取り組みたいと考えるようになり、そのためには経営学の専門知識が必要不可欠だと考えたからです。

柚留木:どうして大学院入試の準備を中央ゼミナールでしようと思ったのですか?

高さん:昨年、大学院を受験したのですが上手くいきませんでした。自分が合格できなかった理由を考えてみましたが、日本の大学院入学試験について十分な知識を持ってなかったこともあり分かりませんでした。私にとって大学院入試はブラックボックスだと痛感しました。そこで日本の大学院入試について知ろうとして「大学院入試」と検索すると一番最初に出てきたのは中央ゼミナールでした。そこで見た「情報こそ大学院の全て」というキャッチコピーが私の印象に強く残り、中央ゼミナールで受験対策をすることにしました。

柚留木:中央ゼミナールの英語の授業は長文和訳の添削英語が中心です。日本語で全文訳することは大変でしたか?苦労したことがあれば教えて下さい。それに対してどのような対策をしましたか?

高さん:大学3年生以降英語の授業を履修してなかったため、文法や構文を忘れていたこともあり、最初は苦労しました。対策として、一つ目は毎回添削英語の授業で実施される専門単語テストで9割以上の得点を取ると決め実行したことで専門単語の知識を増やすことができました。二つ目は文法や構文を固めたことです。添削英語の授業中の解説で文法や構文を基礎から学び直すことが出来ました。特に分詞構文については、先生からおぼえ方まで教えていただけたことで自分のものにすることが出来ました。これらの対策の結果60点以上得点できるようになりました。

柚留木:日本語の個別授業は役立ちましたか?

高さん:大変役立ちました。日本語を学び始めてわずか2年しか経ってなかったのですが、N1の試験ではそれなりの点数を取っていたので自分は日本語が得意だと思い込んでいました。しかし日本語の個別授業で自分の自信は打ち砕かれました。宿題として出された論文を書く練習を重ね、先生の丁寧な添削、長文の構造や主語と述語の関係などについての丁寧な説明のおかげで段々正しい文章(論文)を書くことが出来るようになりました。正しい文章を書く能力がつくにしたがい、日本文を読むスピードも速くなりました。

柚留木:留学生コース在籍生全員で毎週実施していた「研究計画書ゼミ」の準備は大変でしたか?

高さん:非常にためになったとは思いますが大変でした。大変だった理由は「研究計画書ゼミ」が始まった5月は私の専門知識が不足していたことと、授業の復習だけで勉強時間の大部分を使い、なかなか研究計画書に割ける時間がなかったからです。十分な準備が出来て発表したとは言えない状況からわかったことがあります。「自分の分かってないことは人に教えられない」ということです。また発表することで、留学生や先生から様々な指摘があり、このような他者からの指摘で自分で気がついてなかったことが分かったこともありました。

柚留木:経済・経営系志望の留学生だけで実施していた「論文ゼミ」は役立ちましたか?

高さん:経済・経営系の論文ゼミは、時事問題を題材にして自分の意見を述べるという形式で進められました。このゼミは時事問題に対する知識を増やし、論述能力をつけることに非常に有益で役立ちました。

柚留木:研究計画書のテーマはどのように決めましたか?

高さん:研究計画書のテーマを何にするか自分では決めることが出来なかったのですが、大内先生から指示された約30の専門論文を読み、その後大内先生と相談して決めました。

柚留木:受験する大学院はどのように決めましたか?

高さん: 中央ゼミナール入学時から、受験する大学院は立命館大学と早稲田大学と決めていました。そこで1学期の終わり頃先生に2つの大学院を受験することが妥当かどうか確認しました。先生からは早稲田大学大学院に入学したくて来日したのならば必ず受験すべきとのことであったので、受験大学院は変更せずに受験することにしました。

柚留木:4月から翌年の2月までの中央ゼミナール在籍中一番大変だったのは何ですか?

高さん:800時間の授業履修が義務づけられていたことです。前期は授業の履修が多く朝11時から夜9時までの日もありました。夏期講習中は朝11時から夜9時という状態が2週間続きました。このようなことから前期と夏期講習中は復習時間が十分にとれなかったことです。

柚留木:どのくらいの時間アルバイトをしていましたか。受験勉強と両立できましたか?

高さん:私はアルバイをしていません。中央ゼミナールの授業出席と研究計画書作成の準備だけで精一杯で、アルバイトをする余裕など全くありませんでした。

柚留木:中央ゼミナールの授業以外に自宅でどのくらいの時間勉強していましたか?

高さん自宅より自習室の方が落ちついて勉強できるから、主に自習室で勉強していました。しかし前期と夏期講習中はなかなか自習の時間を捻出することが出来ませんでした。後期になると授業履修が少なくなってきたため、毎日約5時間自習室で勉強しました。

柚留木:最後にこれから大学院を受験する皆さんにメッセージをお願いします。

高さん 中央ゼミナールには、大学院入試指導にあたっては最高の先生がいると私は確信しています。学生を合格させなければならないために厳しく指導せざるを得ない場合もあります。先生の厳しい指導をバネに、どれだけ学生が頑張れるかが大学院合格(成功)への架け橋だと私は思っています。

童さん|中国出身

東京工業大学大学院 環境・社会理工学院 合格

早稲田大学大学院 環境・エネルギー研究科 合格

インタビュアースタッフ柚留木

柚留木:童さんは中国の大学を卒業後、1年間中国で働き、その後来日して外国語専門学校を経て、中央ゼミナール外国人留学生総合コースに入学し大学院受験に臨みました。どうして日本語を学ぼうと思ったのですか?

童さん:高校生のとき、友人にすすめられて日本のアニメ「犬夜叉」を中国語吹き替えで見ました。このことをきっかけに日本のアニメを中国語吹き替えで見るようになり、日本のアニメに興味をもちました。インターネットでアニメ「犬夜叉」の日本語版を見ました。中国語吹き替えで見た「犬夜叉」と比べ、日本語の「犬夜叉」の方が映像と声(音声)合っているように思えたため、中国語吹き替えで日本のアニメを見るより、日本語で日本のアニメを見たくなり、そのためには日本語を学ばなければならないと思ったからです。

柚留木:中国の大学では何を専攻していましたか?

童さん:高校の時の経験から、日本語を専攻することは考えられましたが、個人と個人、集団と集団、あるいは個人と集団など、社会生活の中での人間同士の関係のあり方や、社会の仕組みそのものを探ることで、「人間社会における秩序とは何か」を探りたいという気持ちが強かったために大学では社会学を専攻しました。ところが入学後、受講した社会学の授業は1年間「社会学史」中心だったため、「人間社会における秩序とは何か」について答えを得ることができるのか不安になりました。そこで高校時代にアニメを通して興味をもっていた日本語に専攻を変えました。日本語専攻では、基本的な日本語から始まり日本語会話を学んだ後、日本語によるプレゼンテーション能力を養うというカリキュラムでした。中国語の字幕付きのアニメで日本語を独学していたのに比べ、基本から学び直すことができました。また日本語専攻では言語・会話だけではなく日本の地理・政治・経済・歴史についても学びました。これで日本についての基礎的な知識を得ることができました。

柚留木:中国ではなく日本の大学院に進学する理由を教えてください。

童さん:日本の大学院に進学した理由は二つあります。一つ目は進学した中国の大学は一流大学ではなかったため、中国では高い評価を受けることができません。また今、中国では大学院進学希望者が増加しており、中国で一流大学の大学院へ進学するのは困難な状況です。そこで日本の一流大学の大学院に進学した方が中国で評価されると考えたからです。二つ目は師範大学卒業なので小学校教師の免許を持っています。中国で環境教育に携わり子どもたちに環境教育を教えたいという希望を叶えるためです。中国では環境系の研究科を設置している大学院は少ないのに対して、日本では環境系の研究科を設置している大学院がたくさんあったからです。

柚留木:学際系への進学を志望した理由は何ですか?

童さん:日本で生活していくためには、日本語ができるだけでは足りないことに気づきました。しかし教員養成の大学卒業なので、社会科学系の専門知識を持っていません。そのため経済・法律等専攻の大学院へ進学することは困難だと考え、研究対象がいくつかの学問領域にまたがっている学際系なら大学院受験に対応できるのではないかと考えたからです。

柚留木:どうして大学院入試の準備を中央ゼミナールでしようと思ったのですか?

童さん:専門学校に通学していたとき、編入試験受験で中央ゼミナールに在籍していた日本人の友人から中央ゼミナールについて教えて頂いたことがきっかけです。中央ゼミナールは専攻別の論文と専攻別の英語の授業があり、それぞれ専門の先生が担当しているとのことで、進学希望の学際系の先生もいらっしゃるとのことでした。早速帰宅後、ホームページを見てみると、ビザの更新ができることと、大学院の授業だけではなく編入の授業も多く設置されていることがわかり、専門を学んだことがない初学者の私に適していると考えたからです。

柚留木:中央ゼミナールの英語の授業は長文和訳の添削英語中心です。日本語で全文訳することは大変でしたか。苦労したことがあれば教えてください。それに対してどのような対策をしましたか?

童さん:日本語と英語では語順が違うことに最初は戸惑いました。時間内に問題文の3分の1位訳すのが精一杯でした。しかし2学期になると時間内に問題文全部訳することができるようになりました。対策と言えるかどうか分かりませんが添削英作文の授業を履修し点数が取れるようになるとともに、添削英語の点数も上がってきました。

柚留木:日本語の個別授業は役立ちましたか?

童さん:役立ちました。論文や研究計画書は話し言葉ではなく、かたい言葉遣いをしなくてはなりません。中国人の先生から習った日本語ではなく、日本人の先生から学ぶことができたため、学術的な日本語の使い方ができるようになりました。

柚留木:留学生コース在籍生全員で毎週実施していた「研究計画書ゼミ」の準備は大変でしたか?

童さん:大変でした。何が大変であったかというと、先行研究についてまとめることでした。具体的に3点挙げると、第1点は先行研究に多くあたらなければならなかったこと。第2点は先行研究に何を付け足せば良いのかということ。第3点は先行研究に評価をつけることです。

柚留木:社会学・学際系志望の留学生だけで実施していた「論文ゼミ」は役立ちましたか?

童さん:社会学には特定の問題を分析、解決するために考え出された理論が多いので、自分の関心に近い研究を探すインデックスとして役立つ本として『社会学名著30』をまとめプレゼンする授業でした。ゼミは分からないところや問題点を発表し、先生が解説するという形式で進められました。このゼミで「社会学とは何か」ということが分かるようになったから大いに役立ちました。

柚留木:受験する大学院はどのように決めましたか?

童さん:研究テーマで探すか、行きたい大学院を優先するのか、どちらかを選択してくださいと担当の赤田先生から言われました。わたしの目標は、日本の一流大学の大学院に進むことだったので、行きたい大学優先で受験大学院を決めることにしました。中央ゼミナールの赤田先生は大学院・研究科について詳しい知識を持っていらして、すぐに私の研究したいテーマが研究できる有名大学院を教えていただけました。

柚留木:研究テーマはどのように決めましたか?

童さん:「アニメを題材としてのワークショップ型の子ども向け環境教育」を研究テーマとしました。研究計画書指導担当の赤田先生から、「環境教育」と「興味のある分野」を合わせて研究してはどうかとの提案を受けました。そこで興味がある分野は「アニメ」であったことからすぐにテーマが決まりました。

柚留木:4月から翌年の2月までの中央ゼミナール在籍中一番大変だったのは何ですか?

童さん:留学生コースの学生に義務づけられている800時間の授業を履修することです。私の大学院試験は7月だったことから前期が一番大変でした。

柚留木:どのくらいの時間アルバイトをしていましたか。受験勉強と両立できましたか?

童さん:週に1日7時間アルバイトをしていました。中央ゼミナール入学前は週に3日7時間アルバイトをしていましたから、それに比べると時間的余裕があり両立できました。

柚留木:中央ゼミナールの授業以外に自宅でどのくらいの時間勉強していましたか?

童さん:自宅での勉強時間は2時間くらいです。しかし前期は自宅ではなく中央ゼミナールの自習室で復習中心に3時間は勉強していました。

柚留木:最後にこれから大学院を受験する皆さんにメッセージをお願いします。

童さん:皆さんは先生の指導に従って努力すれば合格できますよ。大学院受験勉強は大変で、授業中に提出(英語・論文)する答案の点数が良くなくても諦めず努力することです。私も授業がはじまったころは点数は低くその後もなかなか点数が上がりませんでした。しかし努力を続けることをやめなかった効果が後期に出ました。後期には前期と全く違う点数を取れるようになりました。

査娜さん|中国出身

東京外国語大学大学院総合国際学研究科世界言語社会専攻合格

インタビュアースタッフ柚留木

査娜さんは中国の大学を卒業後、社会人を経験して来日しました。その後日本語学校に1年半在籍した後、東京外国語大学の研究生として1年間在籍し、中央ゼミナール大学院入試留学生コースに入学し大学院受験に臨みました。

柚留木:どうして日本語を学ぼうと思ったのですか。

査娜さん:日本に留学していた友人の影響です。日本に留学していた友人から日本のすばらしさを教えていただきました。具体的にどのようなことを教えていただいたかお話しします。それは、日本人の礼儀正しさや日本社会のシステムが正確に運営されていること。また中国の大学と違い、大学での研究分野が細分されていることなどです。私もそのような日本を見て見たくなりました。日本に行くためには日本語を学ばなければいけないと考え、中国で3ヶ月間日本語学校に通いました。

柚留木:中国の大学では何を専攻していましたか。

査娜さん:生物科学を専攻していました。生物科学を専攻した経緯を高校時代まで遡りお話しします。まず高校で理系を選択したのは、英語を学ぶためです。日本人にはわかりづらいと思いますが、第3言語として英語を学ぶためには理系に進まなければならなかったからです。では大学で生物科学に進学した理由は、高校の先生から大学院に進学する場合、生物科学が有利だと教えられたからです。統一試験の点数で生物科学専攻に振り分けられました。

柚留木:東京外国語大学の研究生になった理由は何ですか。また研究生になったことが大学院合格に役立ったと思いますか。

査娜さん:先ほどお話ししたように中国の大学では、モンゴル語の授業は理系ではなくなり英語に変更になります。中国の大学に入学後モンゴル語を勉強したくなりましたが、中国ではモンゴル語を勉強出来ませんでした。来日後、アルバイト先で『スーフーの白馬』というモンゴルの民話を知っている人に会い、『スーフーの白馬』が「馬頭琴」の原型だと教えられました。それ以降『スーフーの白馬』について独学で調べていくうちにもっと専門的に学びたいと思い研究生になりました。研究生は日本語学習が中心で『スーフーの白馬』については十分に学ぶことが出来ませんでした。このことから研究生になったことが大学院合格に役立ったとはいえません。

柚留木:総合国際学研究科世界言語社会専攻への進学を決めた理由は何ですか。

査娜さん:『スーフーの白馬』は内モンゴルの馬頭琴伝説といわれていますが、この作品は日本人の大塚勇三氏が書いたものです。『スーフーの白馬』という作品のルーツを知るために最適な研究科だと考えたからです。それは私の研究したいモンゴル近代文学の研究者がいるからです。

柚留木:どうして大学院入試の準備を中央ゼミナールの留学生総合コースでしようと思ったのですか。

査娜さん:中央ゼミナールは論文の書き方・英文和訳・研究計画書作成の指導や面接対策が充実しているので大学院入学試験対策に最適だと友人から聞いていたからです。さらに中央ゼミナールを選んだ理由が二つあります。一つはビザの期間更新が出来ることです。もう一つは来日以来日本人と一緒に授業を受けることがなかったから、日本人と一緒に勉強出来ることが魅力的だったからです。

柚留木:中央ゼミナールの英語の授業は長文和訳の添削英語中心です。日本語での全文訳は大変でしたか。苦労したことがあれば教えて下さい。それに対してどのような対策をしましたか。

査娜さん:大学卒業後英語から長く離れていたので、英語の学力が落ちていました。そのために1学期の間添削英語の点数が10点から50点の間にとどまっていました。しかし旺文社のターゲットで単語・熟語をマスターするとともに英語の点数も上がっていきました。英文を和文に訳する方法ですが、私は英語→中国語→日本語ではなく、英語→日本語の方法をとりました。このような方法をとったため、1学期は点数が低い状態が続きましたが、2学期から点数が上がっていきました。文法・構文は中国で学んでいたので、単語・熟語をおぼえるとともに点数が上がっていきました。点数が上がってきたところで英単語の意味を正確に捉えるように努力しました。

柚留木:留学生コースの場合、論文(小論文)は個別指導も行っていますが、論文の個別指導は役立ちましたか。

査娜さん:個別指導は文章の要約、読解力を上げるのに役立ちました。小論文で使った文章は最初から課題文に大学入試の問題を使っていたため、1回読むだけでは意味を理解することが難しかったのですが、同じ文章を2回・3回と読むことによって理解出来るようになっていきました。

柚留木:日本語の個別授業を週1回100分設置していましたが、日本語力の向上に役立ちましたか。

査娜さん:1学期は最初に中国人がよく間違う助詞(て・に・を・は)を教えていただきました。助詞について理解し、日本語を正しく使えるようになると作成中の「研究計画書」を使って正しい日本語を教えていただきました。2学期以降は過去問題を使った実践的授業へと変化し、日本語力向上に非常に役立ちました。書く日本語だけではなく、おかしな日本語の会話についても修正していただけたことは面接試験で非常に役立ちました。

柚留木:研究計画書のテーマはどのように決めましたか。

査娜さん:日本語の個別指導の先生のアドバイスで決めました。先生から『スーフーの白馬』に興味があるならこれを研究テーマにしてはどうかということでした。

柚留木:中央ゼミナールの研究計画書指導はどうでしたか。

査娜さん:部長の宍戸先生・人文の井上先生・日本語の内田先生という3人の先生の指導を受けました。3人の先生方のうち一番多く指導を受けたのは内田先生です。研究計画書の書き方は宍戸先生と井上先生、先行研究や論文の検索方法は内田先生というように各先生方の指導で4000字の研究計画書を書きあげることが出来ました。

柚留木:4月から翌年の2月までの中央ゼミナール在籍中一番大変だったことは何ですか。

査娜さん:1学期の期間中は英文を和訳するのが一番大変でした。それは英単語の日本語訳がわからなかったからです。一番大変だったことはという質問ですがもう一つ大変だったことがあります。それは日本語の論文です。どうして大変だったかというと論文の書き方が中国と日本で違っていたからです。しかし1学期の終わり頃には日本の書き方で論文が書けるようになりました。

柚留木:週どのくらいの時間アルバイトをしていましたか。大学院の受験勉強とはうまく両立できましたか。

査娜さん:週15時間アルバイトをしていました。アルバイトは11時~16時の間でおこなっていたため中央ゼミナールの授業とは両立できました。日本語学校は朝から授業がありますが、中央ゼミナールの授業は17時30分以降に大部分が設置されていたからです。アルバイトと授業時間が重ならないから両立できたという事だけではなく、中央ゼミナールの自習室を利用して授業の復習を続け、習ったことを完璧にしていくことができたから両立できたといえます。

柚留木:中央ゼミナールの授業以外に自宅でどのくらいの時間勉強していましたか。

査娜さん:自宅より中央ゼミナールの自習室で勉強していました。おもに再提出の答案作成をしていました。英単語・英熟語の暗記は通学の電車の中を利用しました。授業以外の勉強時間は毎日平均して5時間くらいです。

柚留木:最後にこれから大学院を受験する皆さんにメッセージをお願いします。

査娜さん:4月の中旬に授業が始まりますが、授業開始の頃は授業のレベルに対して学力差があるため大変だと思いますが、ターゲットで英単語と英熟語を早くおぼえてしまうことです。答案の再提出をくり返し、先生の指導通り勉強をおこなうこと、あせることなく自分のペースで続けていけば合格という結果につながると思います。中央ゼミナールの留学生総合コースは1年間800時間の履修が義務づけられているため、1学期は大変ですが、2学期になると授業の履修時間が少し減り、自分の勉強が出来る時間が増えます。とにかく1学期を乗り越えて下さい。何か心配事があったときには中央ゼミナールの指導スタッフか、指導スタッフに話しづらい内容であれば留学生総合コースOBのアシスタントに相談して下さい。いつまでも悩みを持ち続けないことが大事です。私がモンゴル文学を研究テーマとしたように、中央ゼミナールで授業が設置されていない学問分野でも研究計画書の指導が可能な場合もあります。まず説明会に参加して問い合わせて下さい。

黎さん|中国出身

横浜国立大学大学院教育学研究科教育実践専攻合格

インタビュアースタッフ柚留木

黎さんは中国の大学を卒業後、来日して日本語学校で学び、早稲田大学の研究生を経て、中央ゼミナール大学院入試留学生コースに入学し大学院受験に臨みました。

柚留木:どうして日本語を学ぼうと思ったのですか。

黎さん:大学進学後は、中国語以外の言語を学ぼうと思っていました。中国語以外の言語として、英語か日本語を考えていたのですが、日本語を選んだ理由をお話しします。英語は中国では小学4年生から学んでおり、大学入学の時点で実力差がありますが、日本語は大学入学後に学ぶ言語なのでスタートラインは全員同じだと考えたからです。さらに進学した大学のカリキュラムでは、日本語を履修すると「数学」を履修しなくても良いことも理由の一つです。高校では理系コースに在籍していて難しい数学ばかり解いていたためもう数学を履修したくなかったからです。

柚留木:中国の大学では何を専攻していましたか。

黎さん:さきほどの質問に答えた通り日本語を専攻していました。初級では日本語の会話中心の学習ですが、中級・高級へ進むと、日本の文学をつかった授業に変わります。言語学的に日本語を学ぶだけではなく、川端康成『伊豆の踊子』・夏目漱石『我が輩は猫である』・安部公房『鞄』等の文学作品を使った学習で小説の背景、日本人の死生観・美意識を学びました。

柚留木:中国の大学院へ進学するより日本の大学院に進学した方が帰国後メリットが大きいですか。

黎さん:日本の大学院に進学した方がメリットがあるかどうかは、今の時点(大学院に入学前)では分かりません。私が日本の大学院に進学した理由は、中学1年生の時に親戚のお兄さんがニュージーランドに留学したことから将来留学して異文化に触れてみたいという希望を持っていたことと、大学で日本語を専攻していたからです。

柚留木:教育学研究科への進学を決めた理由は何ですか。

黎さん:大学4年の時に、小学生・中学生を対象とした英会話教室でインターンをしたことがきっかけです。子供達の成長していく姿を見るにつけ達成感を得ることが出来、将来小学生を教えることを自分の仕事にしていきたいと思うようになったからです。しかし、教育学部出身でないため、子供の成長に伴う心の変化や、教え方をどのように変えていけば良いのかということを専門的に深く研究する必要があると考えて教育学研究科に進学を決めました。

柚留木:どうして大学院入試の準備を中央ゼミナールの留学生総合コースでしようと思ったのですか。

黎さん:日本語学校や専門学校の大学院進学コースには、専門の「教育学」の授業が設置されていませんでした。しかし中央ゼミナールには「大学院教育学」の講座が設置されていたからです。さらにもう一つ理由があります。それは、中央ゼミナールではビザの更新が出来るからです。

柚留木:中央ゼミナールの英語の授業は長文和訳の添削英語中心です。日本語での全文訳は大変でしたか。苦労したことがあれば教えて下さい。それに対してどのような対策をしましたか。

黎さん:私にとって日本語と英語は母語ではないため、中央ゼミナールの添削英語の授業は、第二言語・第三言語といって良いような二つの言語をつかって解答しなくてはいけないため大変でした。私は英語を中国語に訳し、その後日本語に訳すという方法ではなく、英語から直接日本語に訳す方法をとっていました。専門英語の単語量が足りないために1学期中添削英語担当の先生から英語の意味は分かっているようだが、日本語の訳は分かってないと言われていました。どのような対策をとったかということですが、授業で配布される全文和訳を見て、日本語の言い回しや単語を覚えていきました。対策としてもう一つおこなったのは「再提出」です。返却された添削済み答案をみながら解説を聞くという形式の授業の後もう一度解き直して「再提出」をくり返しました。

柚留木:留学生コースの場合、論文(小論文)は個別指導も行っていますが、論文の個別指導は役立ちましたか。

黎さん:留学生コースの学生だけを対象にした論文個別指導の私の担当が心理学の先生であったことから論文の書き方だけでなく、「心理学の基本」・「発達心理学」・「学習心理学」も教えていただきました。個別指導で心理学についても教えていただいたことは、論文を書いたり文献を読むときに非常に役立ちました。

柚留木:研究計画書のテーマはどのように決めましたか。

黎さん:日本に住んでいる中国人の母親から、日本の学校に馴染めずに不登校の状態にある子供がいるという実態を聞き、何か役立つ研究はないかということから研究テーマを決めました。研究テーマは「在日中国人の子供に対する教育支援」について「中華学校」と「日本人が通う学校」を比較することで答えを見つけようということです。

柚留木:中央ゼミナールの研究計画書指導はどうでしたか。

黎さん:最初に見ていただいた研究計画書のテーマ(「英語教育」)は、先生から日本で研究するには相応しくないとの評価をいただきました。その後色々考えてたどりついたのが「在日中国人の子供の教育支援」でした。先生から「教育支援」について研究計画書を書くために必要は文献を教えていただき、本を読み始めました。次に先生から「研究計画書の型」の指導を受けました。文献を読むのに時間がかかりましたが、読み終えた後、先生から教わった型にあてはめて研究計画書を書き上げました。十分な準備の後書き上げたこともあって、4回の指導で完成させることが出来ました。

柚留木:受験する大学院はどのように決めましたか。

黎さん:先生から研究計画書のテーマに合う大学院として、宇都宮大学、東京学芸大学、横浜国立大学の3大学を示されました。宇都宮大学は地方にある大学なので外し、試験日の早い横浜国立大学に合格したため、東京学芸大学は受験せず私の大学院受験は終わりました。

柚留木:4月から翌年の2月までの中央ゼミナール在籍中一番大変だったことは何ですか。

黎さん:ビザを取得するため800時間の授業を履修しなければいけないことが一番大変でした。

柚留木:週どのくらいの時間アルバイトをしていましたか。大学院受験勉強とはうまく両立できましたか。

黎さん:日本語学校、早稲田大学の研究生の時は、デパートで週20時間アルバイトをしていました。中央ゼミナール在学中は受験生ですから勉強をしなくてはいけないため、同じデパートで週8時間のアルバイトに減らしたため、アルバイトと勉強の両立は出来ました。

柚留木:中央ゼミナールの授業以外に自宅でどのくらいの時間勉強していましたか。

黎さん:授業以外の勉強は、毎日中央ゼミナールの自習室を利用していました。自習室は午前10時30分から午後9時まで利用でき、自習室で英語や論文の授業の復習と再提出の作成をしていました。私は自習室の方が自宅より集中して勉強出来るため、自宅では1時間くらいの勉強です。

柚留木:最後にこれから大学院を受験する皆さんにメッセージをお願いします。

黎さん:中央ゼミナールでは800時間の授業を履修しなくてはいけないので4月から翌年の2月上旬まで大変なことになると思います。このハードな勉強を乗り越えてきたからいえることは、中央ゼミナールの授業で教えていただいたことは、入学試験に直結しているということです。私のように「教育学」を専門的に学んでいない者にとっては大学院で研究するための基礎学力を養っていただけたと思います。実際に入試に役立つ授業である中央ゼミナールの授業を大切にしてください。中央ゼミナールで学ぶ大変な1年間を乗り越えることは今後、困難なことが目の前にやってきた時にも突破する自信になるはずです。これから中央ゼミナールで大学院入試に挑戦する留学生の皆さん頑張ってください。

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