平成21年度―教育系大学院受験体験記

「限られた時間で」

愛知教育大学大学院教育実践研究科教職実践基礎領域合格
静岡大学大学院教育学研究科教育実践高度化専攻生徒指導支援領域合格

僕は4月に中ゼミに入学しました。最初は、受験校も大学院に進学して何をしたいのかもはっきりとは分からず、ただ漠然と教育系の「大学院進学」という目標を持っていました。そのため、何から勉強していいのかも分かりませんでした。しかし、中ゼミの授業を受けていく中、視野が広がり、教育学の分野において様々なことに興味をもつことができ、勉強が楽しくなりました。先生と面接をしたり、中ゼミOBの方々と話すことで、自分のやりたいことや、目指す領域も段々と絞られていきました。

そのような中、僕は5月の末から6月の中旬まで地元の愛知県で教育実習を行うために、中ゼミを休むことを余儀なくされました。もちろん、実習中は大学院の勉強はなかなかできず、焦りだけが募っていきました。しかし、マイナス面だけではなく、実習という普段では簡単に経験できないことを行うことで、自分の教師への夢を再確認することが出来ました。結果的には良かったのか悪かったのか分かりませんが、今まで受験を考えていた教育学研究科から教職大学院の研究科に目標が移り、さらなる方向転換で努力を強いられました。そんな僕を、高橋先生は「夢や目標が変わることは自分が成長したからだよ」と励ましてくれました。それからは、授業の復習を徹底し、教職教養の勉強を中心に、研究計画書の作成を並行して行いました。実際、書き方は全く分からなかったのですが、先生は優しくも厳しい指導を何度もしてくれました。また、授業内で発表し合うことで、さらに推敲することができ、クラスの仲間にもアドバイスをもらうことができました。またそれは同時に、面接対策にもなりました。

また、受験勉強をしていると焦ることもありましたが、クラスの友達の存在はとても大きかったと思います。他のクラスはどうか分かりませんが、院の教育学のクラスはとても雰囲気がよく、僕が受験した教職大学院に必要とされる、人間性を磨くこともできました。それも、高橋先生の授業の進め方や工夫のおかげで、早いうちから多くの人と色々話すことができるようになりました。授業にディスカッションなどを取り入れることで、自分を徐々に出すことができ、切磋琢磨しながら目標に向かってみんな一緒に頑張っていました。

試験当日は緊張しましたが、自分が今まで勉強してきたことを全て出し切り、見事第一志望の大学院に合格することができました。受験後は、どこかに受かればいいやという考えでしたが、やはり第一志望に合格するというのは、とても嬉しいことで、久しぶりに合格発表を見て叫んでしまいました。ここまで頑張れたのも周りのみんなのおかげで、特に中ゼミには感謝しています。家や学校では集中できなかった時は、中ゼミが開放している自習室で、周りが必死になって勉強する姿を見ながら頑張りました。やはり、勉強するのも自分、受験するのも自分ということで、自分に厳しく毎日を送りました。大学院ではまだまだ内部生が有利という状況だと思うので、外部の僕は内部生を打ち負かしてやろうという自信を胸に頑張ったかいがありました。また、実際の大学受験の時に、悔しい思いをしているのもバネになったと思います。とにかく、プラス思考でチャレンジ精神を大事にすることが大切だと思いました。

最後に、高橋先生が配る膨大な量のプリントや新聞記事・雑誌の切り抜き課題は、本当に助かりました。やるしかないという状況を作ってもらうことで、自分の中でもさらにやり遂げようと頑張ることが出来たからです。そして、多くのことが頭の片隅に残っていることで、受験の時、瞬時に思い出すことができ、成功しました。また、この内容は、先生も言っていた通り大学院に入学後も生きてくると思います。

受験生のみなさん、後悔しないように一生懸命頑張ってください。ありがとうございました。

「現場で経験を積んだことでやりたいことが見えてきた」

千葉大学大学院教育学研究科学校教育臨床専攻合格

私は現在幼稚園教諭として幼稚園に勤務している社会人です。大学生の頃から漠然と、大学院に行って教育について学びたい、という思いがありましたが、まずは現場で経験を積む事を優先に考えました。仕事も覚え、改めて自分が本当にやりたい事を考える余裕が出来た昨年、大学院を受験する事を決心しました。

しかし、出願書類の研究計画書や筆記試験の小論文の書き方が、書店の参考書等では、思うように進まず、大学院受験対策のある予備校をインターネットで探し、中ゼミについて知りました。社会人でも受講出来る講義や研究計画書の添削指導を受けられる事をアドバイス頂き、5月から単科生として受講しました。

実際は日曜日の授業を受け、平日の夜、仕事が終わってから研究計画書を見て頂きました。最初は研究内容も定まらなかったのですが、繰り返し面談を受け、書き方も何度も添削して頂く中で研究計画書や志望理由書、実践報告書等、出願書類を仕上げる事が出来ました。その後は夏期講習もとり、教育学、幼児教育の専門分野の勉強と並行して、小論文に力を入れて毎日最低3つは書くようにしました。最初は小論文の書き方がわからなかったのですが、授業を受け、添削指導を繰り返す中で少しずつ書き方も覚えていきました。そのような事を受験前日まで繰り返し、切羽詰まった私の再提出の過去問題を解いた用紙を最後まで丁寧に見て頂けた事を本当に感謝しております…。

受験の時は授業の際に先生から教わった事、他の人達との意見交換や発表を通して、自分なりの考えをまとめられていた事もあり、小論文も面接も落ち着いて受ける事が出来ました。

私は中ゼミに入っていなければ、大学院には入ることが出来なかったと思います。共に頑張っている仲間と一緒に様々なことを話したり、久しぶりに講義を受ける事も楽しく、改めて教育の奥深さを感じました。これも先生方のお蔭だと思います。社会人入試は、一度社会、現場に出て「もっと勉強したい。専門的な分野の研究をしたい」という思いを実現することが出来る場だと思います。受験生の皆さんも頑張ってください!!

「身をもって経験できる「生涯学習社会」」

日本女子大学大学院人間社会研究科教育学専攻合格

大学院といえば、研究を重ね将来は大学教授の道を歩む人々が行く場所、というのが20年前のイメージだった。実際バブル絶頂期で、私だけでなくほとんどの人が就職をたやすく選択できる時代であった。しかし、時代は変わり社会経済の急激な変化により、高度職業専門人養成といった分野を大学院が担うようになり、従来の研究者養成機関に特化していた大学院が、さまざまな人々に門戸を開くようになってきた。大学卒業後、働き続けながら結婚、子育てと一連のライフステージを経験し、ふと立ち止まって自分のキャリアを注視したとき、「何かが足りない」、と思ったのが大学院に進学するきっかけであった。勉強からすっかり遠ざかっていた私でもチャレンジできるかも、という自信をくれたのが中ゼミであった。

平日はフルタイムで働き、残業もかなりある職場であったため、中ゼミで学べるのは土日に限られることが多かった。担当していただいた高橋先生は、お忙しい日々であるにもかかわらず、いつも時間を生み出してくださり、感謝の気持ちでいっぱいである。錆びついた私の頭をいつも活性化してくださった先生との面談の時間は、勉強という枠組みを超えて、日本の教育の現状を考えるうえで、本当に貴重で有意義な時間であったと思う。

また、夏期講習はお盆の時期と重なったこともあり、仕事を早めに切り上げ一週間参加することができた。コンスタントに講座に通えなかった私にとって、一回り、いや二回り近く年の離れた学生と一緒に学んだことは、とてもいい刺激となった。

大学院で研究する予定である「生涯学習社会」を自分自身が身をもって経験できることに、今非常に喜びを感じている。私のように一時期勉強から離れていても、機会があればまた勉強したい!という思いを持つ人は結構周りにいる。様々な条件が整い、働くことと学ぶことの繰り返しが当たり前の社会になることを願ってやまない。そして中ゼミはそんな人たちのサポート機関として、いつまでもあり続けてほしいと心から思う次第である。

「合格したいという強い思いが受験勉強を支えてくれる」

早稲田大学大学院教職研究科高度教職実践専攻合格
帝京大学大学院教職研究科教職実践専攻合格

夏季講習のみでしたが、中ゼミに通って同じように教育系の大学院を目指す仲間達と共に勉強することができ、大変充実した受験体験となりました。

私は4年の終わりまで部活に所属していたため、中ゼミに年間を通して通うことができず、夏季講習のみの参加となってしまいました。初めは不安を多く抱えてのスタートで、何をどのように勉強をしたら良いのか全くわからない状態でした。漠然と教育の院に行きたいと6月頃中ゼミに相談しに来て、受験校を決定したのは7月のことでした。皆よりも遅いスタートで、授業についていけるのか、本当に合格できる学校はあるのか、という心配が常に頭の中にありました。

しかし、夏季講習が終わる頃には、そのような心配は消え、受験に向けて前向きに勉強に取り組むことができていました。個別に研究計画書を見ていただくことで、自分が大学院で学びたいことが徐々に明確になっていき、研究テーマの知識を深めることで、より自分のテーマに興味をもつことができました。大変丁寧に研究計画書を見ていただいたので、面接の際には堂々と自分の研究テーマを話し、鋭い質問にも明確に答えることができたと思います。一人では疑問に思わなかった点も、先生からのご指摘によってもう一度考え直して、自分の知識の浅さや文章を書く上での癖などを知ることができました。

そして、何より同じように受験を控えた仲間達に出会えたことは、私にとって受験を支える大きなものとなりました。授業の前後には、自然と受験の悩みや相談、授業に関する質問などを行うことができ、受験前にはお互いに励ましあって試験に臨むことができました。受験は一人でできるものではなく、中ゼミの先生やスタッフの方々、中ゼミの仲間達がいたから乗り越えられたものだと、受験を終えて感じました。

受験勉強を始めたのが遅かった私にとって、中ゼミの存在は大変大きく、中ゼミの授業がなかったら決して第一志望の大学院には合格することはできなかったと思っています。お忙しい中研究計画書を見てくださり、多くの知識を授業で下さった高橋先生には、特に感謝の気持ちでいっぱいです。毎日楽しく授業を受けることができたのも、高橋先生や共に頑張った中ゼミの仲間のおかげです。ありがとうございました。

後輩の皆様には、中ゼミの授業を受けて、自信をもって受験に臨んでいただきたいと思います。中ゼミの授業を受けて、日々の課題をこなし、復習をしっかりと行えば、自然と知識は身についていきます。合格したいという強い思いが、受験勉強を支えてくれると思うので、友人達と互いに支えあってがんばってください。皆様が、希望の学校や学部に合格できることを、心から応援しています。