平成22年度―教育系大学院受験体験記

「一緒に学んでくれた仲間がいたから合格できた」

埼玉大学大学院教育学研究科学校臨床心理専修合格
上越教育大学大学院学校教育研究科学校臨床研究専攻合格

私は大学3年の11月から今年の2月まで中ゼミでお世話になりました。中ゼミに通おうと思ったきっかけは、インターネットで大学院の予備校を探していて、そこでまず目にしたのが中ゼミのホームページだったことです。時間割を見て、夜に開講されているのがほとんどで、通えるかもしれないと思い、電話しました。電話したところ、教育系の高橋先生とお話させていただいて、疑問点にもしっかりと答えていただいて、中ゼミに通うことにしました。最初の半年は群馬県から通っていたので、続けようかどうか迷った時期もあったのですが、先生のフォローもあって続けることができました。

中ゼミでは英語の基礎徹底、教育系英語、人文系英語、大学院教育学論文を受講していました。私の受験校は試験科目に英語があったのですが、私自身英語がとても苦手だったので、千講和先生の基礎徹底英語はとても勉強になりました。まったく基礎の授業なのですが、しっかりと試験に直結している授業で、さらに自主学習用の参考書も紹介していただき、英文が読めるようになったのも、先生が地盤を作ってくれたからだと思っています。教育系英語では、小杉先生にお世話になりました。小杉先生の英語は主に教育に関する英文を読むのですが、英文のレベルはスタンダードレベルほどでした。しかしどれも骨のある問題で、いつも四苦八苦していました。ですが毎週先生に一文一文詳細に解説していただき、分からないところも個人的に質問することができたので、それがレベルアップにつながったのだと思います。人文系英語は、佐々木先生にお世話になりました。人文系英語は私にとってはとても難しかったです。いつも低い点数ばかりとっていたのですが、復習を繰り返すことで少しずつ英文に自信がつくようにんなりました。自宅では主に英語の復習中心でした。私の前に中ゼミに通っていた先輩から、「英文を一日30回読め」と言われたので、数か月繰り返し読んでいたのですが、みるみるうちに読めるようになって、英語の授業がとても楽しみになりました。

教育系の勉強は、高橋先生が毎週配られるプリントを繰り返し読みました。先生の授業はとりあえず休まずに続けて出ました。教育系は幅広く勉強しなくてはいけなくて、一人ではとてもじゃありませんができなかったと思います。プリントは多かったのですが、このプリントがとても財産になりました。今でもたまに読んで、忘れないようにしています。

先生には、論文の構成についても教えていただきました。私は最初全く文が書けず、3行書くのもやっとでした。しかし教育系の知識が増え、繰り返し書くことで、今では昔よりは文量も書くことができるようになりました。

最後に、中ゼミの授業で最も楽しかったのが研究計画書ゼミです。仲間といっしょに研究計画書について質問したりしながら時間をかけて計画書を書きました。私は通い始めた時に特別支援について計画書を書こうと考えていたのですが、勉強していくにつれて、結局全く違うテーマで大学院を受験しました。

最終的に埼玉大学と上越教育大学に合格することができました。合格できたのは、中ゼミの先生方、一緒に学んでくれた仲間がいたからこそと思っています。ありがとうございました。

「自分もやればできるんだ!」

上越教育大学大学院学校教育研究科学校教育専攻学校臨床研究コース合格
横浜国立大学教育人間学部学校教育課程3年次編入合格

私は、2010年年末に、中央ゼミナールへ受験相談に行き、大学院受験を決意しました。今年度の受験には時間が足りないと思っていたのですが、教育学の高橋先生より、「2か月あればいけますよ(笑)」との言葉に励ましを得て、今年度受験に挑戦することにしました。私は滋賀県で仕事をしていましたので、週末のみ上京し、高橋先生の指導を受けるというスタイルをとりました。大変お忙しい中、私のために個別指導時問を確保して下さった高橋先生には、大変感謝しております。高橋先生の丁寧で超的確な指導がなければ、大学合格は不可能であったと痛感しております。

先生の指導は、①研究計画書の作成、②最近の教育事情や専門的理論についての講義、③受験する大学(院)の過去問を解き、論文の添削をしていただく、④口頭試問対策、に分けられます。それぞれの段階で私が気をつけたところを書きます。

①研究計画書の作成

漠然とでもよいので、日頃から感じていることをたくさん文章に書き、先生に提出しました。先生は雑然とした思いを理解し、他者に伝わるように変換する能力が素晴らしいので、まずは書くことが大切と思います。

私が最初に書いたものは、「様々な人と接することで子どもは育っていく。地域での餅つき行事等、多様な人々と触れ合う場が減少しているので、それを復活させたい」ということでした。それを先生に変換していただくと、「自治的集団における参加型学習とそれを促進する教師の役割」になります。この段階で、私の関心に合った本(『状況に埋め込まれた学習:レイヴとウェンガー』『習熟度別指導の何が問題か:佐藤学』)も紹介していただけたので、とても参考になりました。

②最近の教育事情や専門的理論についての講義

高橋先生の実体験や、統計的データから、最近の教育事情について講義をして下さります。私が受験した2校の試験は、教育に関する幅広い知識が問われる内容でしたので、ここで得た基礎知識がとても役に立ちました。また、先生に紹介していただいた『最新教育キーワード:時事通信社』は必読書です。まとめて読むと時間がかかりますが、移動中や空き時間に少しずつ読んでおくと力になります。

③受験する大学(院)の過去問を解き、論文の添削をしていただく

先生に宿題として出された過去問(小論文)を次回までに解いていきます。工学部出身であり、教育学の知識が不足している私には、大変な作業でした。良い解答を書こうとすると手が動かなくなるので、「30点で良いからとにかく書こう!」という気持ちで書きました。時には1日1問のペースで解かなければならない時もあり、仕事をして疲れた体には堪えました。しかし、書いて内容を添削していただかないと、自分の考えが正しいのか、間違っているのかすら分かりません。書けば、先生に修正していただき、学習することができます。受け身でただ聞いている内容よりも、自分で調べて書いた内容へのアドバイスは、頭にも残ります。また、まとまった文章を書く機会が無かった私には、文章を書く力を鍛える場にもなりました。(誤字脱字の修正を含めて…)

④口頭試問対策

滋賀県からの通学ということもあり、口頭試問対策は電話で行っていただきました。先生との問答以外に本試験で聞かれたことはほとんどありません。先生に「ここはもう少し準備しておいて」と言われたところを準備すれば、万全だと思います。参考までに私が本試験で聞かれた内容を紹介します。

・なぜ会社を辞めてまで教師になりたいと考えたのか(志望動機)

・仕事が嫌だっただけじゃないの?(横国:ぶしつけな質問でしたが、これにはしっかりと答えなければならないと感じました。)

・どんな教師になりたいか?(⇒私は常に向上している教師になりたいと答えたので、これまでに自身が成長・向上した経験について聞かれました。主に仕事のことを回答しました。)

・自分が教師として働くうえで、性格上、短所となるところは?

・どんな研究を行っていきたいか?理論的な部分への質問(正統的周辺参加論について)

・金銭面は大丈夫か?入学後学業に専念できるか?

・周囲の理解は得られているか?

最後に

滋賀県からの通学、短期間での挑戦だったので、非常にハードな2か月間でした。時には、「今の仕事のままでも良くて、教師になる必要はないのではないか…」と不安になることもありました。しかし、高橋先生の授業を受けるたびに、教師という仕事や大学で学ぶことの魅力を感じ、頑張り抜くことができました。横浜国立大学編入試験に合格できた時は、私の人生でベスト3に入るくらい嬉しく、体中が震えました。また、今回の挑戦によって、「自分もやればできるんだ!」と大きな自信を得ることができました。この経験を糧に、大学でも一生懸命に学んで、良い教師になろうと思います。

高橋先生、本当にありがとうございました。

「「研究計画書ゼミ」がよかった」

上越教育大学大学院学校教育研究科学校臨床研究専攻合格

私は5月から中央ゼミナール教育コースに入りました。私は大学では教育学部ではない学部に所属しており、3年次の終わりのころには就職活動をしていました。その就職活動中に、自己分析をする中で、志望していた企業ではなく、人に伝える職業である教師になりたいということに気づきました。そして、大学院で教員免許が取れることを知り、上越教育大学大学院に進むことを決めました。大学では教育学について、全く学んでいなかったので、これではまずいなと思い、友人の紹介で中央ゼミナールに入りました。

中央ゼミナールでは、教育学をはじめ小論文の書き方などを重点的に学びました。また、大学院の現状などを詳しく教えていただきました。教育学同様、全く大学院について知らなかったため、インターネットなどに載っていない情報はとても助かりました。教育学の授業でも、教育学を初めて学ぶ私にも分かるように、丁寧に授業を進めてもらいました。さらに、個別の面談では、研究計画書をはじめ大学院では何を学びたいのか、何について研究したいのかを一対一で親身になって考えていただき、言葉にできなかった考えを文章化してもらい、自分が大学院で学びたいことが明確になりました。教育学や個人面談で指導して下さった高橋先生、また他の授業で教えていただいた先生方そして、中央ゼミナールのスタッフの皆さんにはとても感謝しています。ありがとうございました。

中央ゼミナールでは、このような充実した授業はもちろんなのですが、私が中央ゼミナールで最もためになったのは、週に一度行われる「研究計画書ゼミ」です。このゼミの授業は、担当の高橋先生、そして、同じ教育学系の大学院に進む学生が一緒に議論をしながら進めていくもので、週ごとに、担当者が自身の研究計画書などを発表するというものです。正直なところ、私は、このゼミを始めた当初、この授業が嫌いで、受験は一人で戦うものだと考えていたところもあり、なぜ、他人の計画書について議論しなくてはならないのかと思っていました。また、自身の発表の時も計画書に自信がなかったため、苦痛でした。しかし、回を進めるごとに、学生同志が真剣な意見をお互いに出す姿をみて、また、なにより私自身の計画書にも真剣に意見を出してもらい、教育学の知識を教えてもらい、自分の考えが間違っていたことに気が付きました。今では自分勝手に考えていた授業の数回がもったいなく、申し訳ない気持ちがあり後悔しています。

そして、このゼミで得た学生同志の関係は、その後の講義でも続き、受験への悩みの共有、情報の交換、そして、模擬面接など様々な面で合格への力になってくれました。また、私が受けた上越教育大学院は受験者が多く、ホテルも同じところに泊まり、最後の最後まで助けてもらいました。私は運が良く、同じ大学を受験する仲間がいましたが、もし、目指す大学を受ける人が一人だとしても、大学や大学院に合格するという目標は共有できると思うので、授業をはじめ、ゼミなどで友人を作り、お互い切磋琢磨しながら、合格を目指していくことも必要かと思います。私自身その繋がりは今でも続いており、助けてもらっています。なので、友人を作ることは決して無駄ではないはずです。

最後に、最も親身になって指導して下さった高橋先生、共に学んだゼミの皆さん、本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。

「できるだけ早いスタートを!」

上越教育大学大学院学校教育研究科教科教育領域専攻合格

私が大学院受験を考えたのは、小学校の教員免許を取得したかったというのが主な理由です。在学している大学では、中高の免許だけしか取得することができず、小学校の教師になりたいと考えていた私は、まず中ゼミで面談を受けることにしました。その際に、教育系の先生である高橋先生と初めてお会いし、小学校教師の免許取得に向けての進路について的確なご指導をいただきました。そして、教育系の大学院受験にむけて中央ゼミナールで高橋先生の授業を中心に学ぶことになりました。

私がお勧めする教育系の講義は「大学院教育学論文」「教育学論文」「研究計画書ゼミ」などです。これらの授業では、いわゆる今までの受験勉強で行ってきた、テストに出るところだけをひたすら暗記するというものではなく、自分の受験にとって関係ない分野であっても、幅広く学び、自分の中に教育学的な知識を蓄え、自分なりの考えを持ち、それを小論などで表すというものでした。こうした学習スタイルは、自分が今まで経験してきた受験とは大きく異なっていました。受験というと、つらいものであると考えがちですが、私にとって中央ゼミナールでの大学院の教育の授業は、本当に楽しいものでした。それは、高橋先生が毎回の上記の授業の中などで、たくさんの魅力的な教育関係の本を紹介してくださったり、また、教育学の知識の一切なかった私にもわかるように初歩から丁寧に教えてくださったからです。また、「研究計画書ゼミ」では、高橋先生の講義に加えて、学生同士で、研究計画書を読みあい、意見を言い合うという、とても刺激的な場にもなっていました。そこで、他の受験生の研究内容について論議しあう中で、自分の中にはなかった分野の知識も深まり、そしてそうして深まったものが、自分の研究テーマとも結びついたりもしました。このような学びのプロセスは、受験に合格する学力の向上というだけでなく、「本当の学力」あるいは「学び方」の獲得という、自身の学習観も変わるほどでした。こうした学習観の転換は、今後教師を目指す私にとって、目の前の受験をこえた、大きな学びとなりました。

また、言語系の講義では、小杉先生の「教育系の英語」や、本当に初歩から教えて下さる千頭和先生の「基礎徹底」の授業など、大変勉強になりました。特に、英語が苦手だった私には「基礎徹底」の授業は大変有意義なものとなりました。こうした様々な授業のなか、大学院受験の勉強はすべて中ゼミにお任せしていました。

家庭での学習では、ひたすら中ゼミでの授業の復習と先生が紹介してくださった本を読んでいました。「それだけ」と言われそうですが、授業の内容は濃く、配布プリントも豊富なため、こうした基本的な勉強方法で、受験に十分な力をつけることができました。

最後に今後受験をされる皆さんへですが、中ゼミの授業を最大限利用し、予習復習などしっかりとおこなっていけば問題はないと思います。それ以外のところでいえば、できるだけ早くスタートをするということです。私自身、大学3年生の夏から中ゼミに通いました。早いスタートによって、私自身も安心して試験に臨むことができました。

このような受験生活によって、同じ道を志す仲間にも支えられながら、私は合格をいただくことができました。4月からは新たな生活が待っていますが、中ゼミで学んだことを生かし、さらなるステップへと歩を進めていきたいと思います。

高橋先生をはじめお世話になった方々、本当にありがとうございました。

「つらい時は自分の将来像を思い浮かべて」

筑波大学大学院教育研究科スクールリーダーシップ開発専攻学習・生活支援コーディネーターコース合格

私が中ゼミに通い始めたのは、大学4年次への進級を控えた3年次の春だ。大学では、中学・高校の社会科、地理歴史科の教員免許を取得中であり、当初は、大学院へ行く目的も社会科教育法をより一層専門的に学ぶためであった。しかし、高橋先生の講義をはじめ、教育への多角的な視点に触れることができる機会が多くあり、何度も既存の価値観を揺るがされた。そのことが、私の進路決定に大いに影響したように思う。

私の受験生活は約半年間であったが、勉強法のパターンから見るとおおよそ三つの時期に区分することができる。以下に、それぞれの時期にどのように勉強を進めたのかを、進路に対する心境の変化も交えつつ述べていくことにしたい。

まず、最初の時期は、中ゼミに通い始めた3月から、研究計画書の内容を決めていく6月の中旬までである。この時期は、勉強といっても何から手をつけてよいか分からず、配付された資料をひたすら読んでいた。そのなかから特に興味をもった文献を自分で買ったり、その文献で挙げられている別の文献を読んでみたりと、自分の関心のある分野を広げ、深めていく作業を繰り返した。そのなかで、それまで自分でも気付かなかったことに気付くことができた。それは、教育という分野をより一層学びたいと思うようになった動機である。前述の通り、社会科の教育法を深く学ぶことが最大の目的であると思っていたが、様々な著書を読み、読んできたものを並べてみてみると、別のものが見えてきたのである。それは、「中高生という微妙な年頃に、さまざまなことで思い悩む子ども達といかに関わっていくべきであるか」という問いの発見だった。その問いに出会ってから、私は、教育学を学ぶことが以前より楽しくなった。自分の内側にあったリソースに気付き、それを成長させていくために、いま何をすればよいのかが分かってきたからだろう。このように、幅広く文献にあたり、先生の講義から学んでいくなかで、大学院を目指す動機を掘り下げていくことが第一歩だと思う。

次に、中盤の時期は、教育実習を終えた6月の中旬から、受験シーズンに入る前の9月の上旬までである。この時期には、研究計画書の内容もほぼ定まり、受験校も確定したため、明確な目標へ向けて邁進できた。それと同時に、勉強を進めれば進めるほど自分の知識量の少なさに気付かされもした。焦りもあったが、自分にはやるべきことがまだまだたくさんある、という思いから、ひたすら基礎からやり直した。英語や小論文など、時間を計って集中して取り組みたいときには、中ゼミの自習室を利用した。自習室は朝9時に開くので、それに合わせて行き、午前中は過去問を解いたり、英語を読んだりすることが多かった。午後は、疲れから集中が途切れがちになるので、近場のカフェ等でリラックスしつつ、興味をもって読み進められる本を持参した。私の場合は、教育社会学や教育心理学に興味があったので、それに関する新書や実践書をこの時間にたくさん読んだ。そして、最も集中して勉強できる夜の時間は、家の近くのファミレス等で勉強した。家に帰るとどうしても気が散ってしまうので、11~12時くらいまでやり、集中が続かなくなった時点で帰宅した。このように、自分の頭と体のコンディションをよく把握し、自分に合った勉強のスタイルを見つけることは非常に重要であると思う。私の場合は、同じ場所に居続けると飽きてしまう性格なので、自習室を利用したり、外へ出かけたりすることでうまく気分転換できていたと思う。

この時期の最大の悩みは、自分の力が果たしてどこまで通用するのかということである。大学受験と違って小論文が大きな比重を占めるため、正否の判断がしにくく、自分がどのレベルまで達しているのかも相対的に把握しにくい上に、面接ではどのようなことを聞かれ、どのように答えればよいのか自力で対策できないことが不安要素であった。そのため、中ゼミの方々に協力してもらって、面接の練習ができたことは本当に心強かった。また、新聞や文献を読みこんで文章の言い回しを参考にしたり、日ごろから思いついたことをメモに取ったりして、知識や思考の幅を広げる努力をした。

最後に、後半の時期は、受験を控えた9月~10月である。この時期は、試験直前ということもあり、かなり不安が大きかった。私が受けた大学院は、受験日が比較的遅かったので、周りの仲間達から次々に合格の報せが届くにつけ、一層焦りがつのった。しかし、春から夏にかけて必死に勉強してきたことを思い返し、その積み重ねを信じて頑張ろうという気持ちで勉強した。この時期には、自分と相性の良い参考書を繰り返し読み、確認作業を徹底して行った。頭のなかでは理解していても、それを説明したり、文章にしたりすることは意外に難しいので、実際に書いてみることが大切だと思う。英語に関しても、過去に読んだ英文を繰り返し読み、再提出も1、2回した。同じ英文でも、構文を読み取ることを意識したり要約の練習を行うことにより、新しい英文を読むよりも短時間でさまざまなトレーニングをすることができる。小論文も英語も、新しいことに手を出すより、これまでやってきたことを繰り返す方が、効率が良いように思う。

以上、時間を追って私の受験生活を振り返ってきたが、二つの大学院に無事に合格することができたのは、先生方のご尽力と、仲間達との支え合いがあったからだ。辛い時期はもちろんあるし、焦りや不安から勉強が手につかず悪循環に陥ることもあるかもしれない。しかし、そのようなとき、私は自分の将来像を思い浮かべた。5年後、10年後の自分を想像し、そこへ向かう第一歩なのだと言い聞かせて、今やっていることが必ずその時、生きてくるはずだと思うようにした。それから、「教師になりたい」という夢を叶えるための惜しみない投資と、温かい励ましの言葉をくれる両親のためにも、いま、こうして勉強できることに感謝しなければならないと思った。以上のように、不安や焦りに直面したときは、それらをうまく向上心に変えて、モチベーションを保つことが大切だと思う。

「とにかく「やる」ことが今の自分を変える」

都留文科大学大学院文学研究科臨床教育実践学専攻合格

はじめまして。今年度、中央ゼミナールに通い、第一志望の都留文科大学大学院文学研究科臨床教育実践学専攻に合格することができました。現在の心境は、ほっと安心しているのと同時に、感謝の気持ちと今後に向けての熱意が胸にこみあげてきています。今回は、これから中央ゼミナールの教育系大学院コースに通う予定の人や、通うかどうか迷っている人に向けて、私の中央ゼミナールでの学びと受験を踏まえ、いくつかアドバイスを交えながら合格体験記をつづらせてもらいます。

中央ゼミナールでの学びの中で最も印象的だったのは「大学院教育学研究計画書ゼミ」です。このゼミは、毎週日曜の午後に約3時間、異年齢で様々な学部学科の受講生達の中で、自身が大学院で取り組みたい研究計画を順番に発表していくというものです。発表後は、高橋先生をはじめ、周りの受講生達から研究計画書への質問や意見が飛び交います。そのため、私自身の経験談ですが、研究計画書に少しでも手抜きをするとすぐに見抜かれ、突っ込まれてしまい、深く反省したことがありました(汗)。このような経験をしてきた私ですが、周りの受講生達の研究計画の発表を聞きつつ、一人ひとりが意欲的に意見を述べていく授業を通じて、相手の言葉を受け止める力、相手にわかりやすく伝える力など、私自身も様々な成長ができた授業だったと感じています。

また、私は進学先の大学院を含めて3校受験しました。その中では、論文や面接、パソコンを使って自身の研究内容をプレゼンするものなど、様々な受験を経験できました。結果、最初に受験した大学院は残念な結果になったのですが、そのあとに受験した大学院からは合格をいただくことができました。多くの大学院を受験することは、金銭的にも精神的にも大変なことですが、その経験は必ずそのあとの受験や今後の研究につながると思います。

以上より、1年間の中央ゼミナールでの学びや大学院の受験から、自身を客観的に捉え、相手を受け止める力やわかりやすく伝える力を身につけるきっかけを得ることができました。その中でも、とにかく「やる」ことが今の自分を変えることになると学びました。これから中央ゼミナールで学んでいくみなさん、とにかく一歩踏み出してやってみてください。きっと新しい自分に出会えるはずです。

最後になりましたが、改めて、高橋先生、教育コースの仲間達、そして私を支えてくれた方々、心から感謝しています。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

「つらくも楽しい受験勉強、そして最高の結果」

東京大学大学院教育学研究科学校教育高度化専攻合格

大学2年生の春休み、私は大学院受験のための予備校を探していた。他の予備校の無料の体験授業にも参加していたが、教育学の授業が充実しているので5月から中央ゼミナールにお世話になることに決めた。最初の面談で教育学の高橋先生に他学科、他大学からの進学を目指すのは不安だとお話したら、中ゼミはそのような人達ばかりだから大丈夫と言っていただき、安心した。

私は現在の大学で文学部の英米文学科に所属している。大学は中学、高校の付属校に推薦で入ったため、大学受験は経験していない。英米文学科に入学したのは教科の中で英語が一番好きだったからという理由で、特に英語が得意なわけではなかった。大学に入って将来教員免許を持っていたら役に立つのではないかと思い、教職課程の科目を履修し始めたが、そこで教育学に興味を持った。そして大学2年生のときに学部の英語教育の授業を履修し、すっかり夢中になってしまった。これが私と英語教育学との出会いである。今から考えると英語と教育学が好きな私にとって、英語教育学にはまってしまうのは必然的だったように思える。秋には英語教育の授業を担当していた講師の先生に、お薦めの本を紹介してもらい、あれこれ読み始めた。この頃から、徐々に将来は中高の英語教員になりたいと思うようになった。それと同時に、英語教育を深めて専修免許を取得してから教員になる道を考え、大学院に進学することを決意した。私の大学では教育学研究科のような英語教育の修論が書ける研究科がなかったので、他大学の大学院を受験することを余儀なくされた。他大学の大学院を受験するのはなかなか難しいと思い、大学3年生から予備校に通って常に自分は受験生であるという意識を持ちながら勉強することにした。

大学3年生の頃は大学の授業も忙しかったので、中ゼミのレギュラーの授業は週1回だけ通って、教育学と英語の授業を受けていた。どちらの授業も初めはついていくのに精一杯だったが、だんだん雰囲気にも慣れ、英語の授業では添削でそれなりの点数が取れるようになってきた。教育学の授業はただ知識を注入するだけではなく、現場での事例などを交えて解説があり、理解しやすかった。また受験が近くなってくると研究計画書の検討や面接練習が授業中に行われるようになり、研究計画書の書き方などが分かって勉強になった。先輩方の合格が決まって私も嬉しく、来年度は自分も頑張ろうとモチベーションを上げることができた。

大学3年生の冬から大学の友達の就職活動に関する話に入れなくなり、大学4年生になって友達の就職先が次々と決まると、自分がより一層取り残されたような思いがして不安になった。そんな中、春から教育学のクラスにも一緒に大学院受験をする人が増え、気軽に話せるようになり、中ゼミに通うのが楽しくなった。私が入学前に高橋先生から聞いていたように、ほとんどが他学科、他大学からの進学を目指していた。教育学のクラスは本当に皆仲が良く、私が抱いていたイメージである予備校独特の「自分以外は皆ライバル」といったような、ぴりぴりとした雰囲気は一切なかった。そしてただ仲良しというわけではなく、研究計画書に対して突っ込んだ質問をし合うなど、お互いに切磋琢磨できる関係であった。4年生はレギュラーの授業で週4回中ゼミに通った。5、6月に教育実習があってなかなか勉強ができない時期もあったが、それ以外は休まず通って、研究計画書も自分にとって納得がいくものを完成させることができた。夏休みは家で勉強をしているとついさぼりがちになってしまうので、授業がないときも毎日朝8時には中ゼミの自習室に行くようにした。辛かったが自習室に行くと教育学のメンバーの誰かしらがいたし、その他にも同じ受験生がたくさんいたので、やる気が出た。友達と一緒に話したりご飯を食べに行ったりするのも良い息抜きになった。

受験は9月にあり、他の大学院よりも早い時期に行われた。直前に先生から面接対策をしていただいたが、圧迫面接を想定した練習でうまく答えられず、かなり落ち込んだ。それでも先生や友達から激励の言葉をもらって本番に臨んだ。友達に一番最初の入試だし、チャレンジ受験みたいなものだと話していたように、受験のときも自分に自信がない私は、自分が合格するビジョンが見えなかった。しかし、今だからこそ言えることだが、本当は失敗したとしても今まで努力してきた成果を発揮して、後悔のないような受験にしたいと考えていた。この気持ちの強さだけは人一倍であったと思う。だから一次の筆記試験では試験会場に誰よりも早く到着して会場の雰囲気に慣れるようにしたし、3時間に及ぶ長い論述試験でも、最後まであきらめることなく手を動かし続けた。周りがあまりにも早く答案を書き終えていたので、自分もだらだら論ずるのではなく、もっとコンパクトに解答した方が良かったのではないかと途中で思ったが、結局自分の意志を貫いて試験終了1分前に答案を書きあげた。

二次試験の面接は一次の論述試験の翌日で、一次の合格者だけが受けることができた。私は筆記で自分がそのときできることは全てやったっもりだったが、合格している感触はなく、発表のときも次に受ける他の大学院の試験のことを考えていた。だから一次試験通過者の掲示で自分の受験番号を見つけたとき、気が動転して少し泣いてしまった。しかも一次試験の段階で定員人数しか合格させていなかったため、ここで初めて自分がもしかしたら受かってしまうのではないかと思った。幸いにも面接は午後でかなり待ち時間があったため、冷静さを取り戻して自分の研究計画書を見直し、面接に挑んだ。面接は和やかな雰囲気で合格者を絞ろうとするよりも、本当に研究をしていける人物かどうか見極めているような感じであった。最終合格発表はその翌日であったが、面接が終わった後の教授の反応から自分が合格したことが分かった。3日間の試験は本当にあっという間で、瞬く間に私の受験は終了した。無事進学先が決まって安心し、努力が報われて本当に嬉しかった。両親にも親孝行ができたし、多くの人に合格を祝ってもらった。

受験を終えて思うことは、月並みだが独学では到底合格を勝ち取ることはできなかったということである。受験を通じて改めて自分はたくさんの人に支えられていると感じた。両親、教育学の高橋先生、英語の佐々木先生、小杉先生をはじめとする中ゼミの先生方、ステップアップサポート部のスタッフの方々、そして共に受験を乗り越えた仲間に心から感謝したい。そして、これからも自分を支えてくれる人達を大切にし、自分も誰かの支えになりたいと思う。春からいよいよ念願の院生生活が始まるが、悔いの残らないよう頑張りたい。

これから受験される方、体調管理には十分気をつけて勉強頑張って下さい。そして本番は落ち着いて臨んで下さい。答えは自分の中にあります。皆さまのご健闘をお祈りしています。

「中ゼミの豊富な資料から知識を得た」

横浜国立大学大学院教育学研究科合格
日本女子大学大学院人間社会研究科教育学専攻合格
白梅学園大学大学院子ども学研究科子ども学専攻合格

私は、夏期講習会から中ゼミの授業を受講し、半年後の大学院受験をを目指しました。

夏期講習会も終了し、秋からは個別サポートを受けながら受験準備することを考えましたが、先生のアドバイスに従い、大学院論文総合後期クラスに入りました。秋受験目前組と次年度受験組の方々と机をならべ、教育に関する幅広く内容の濃い授業を受講しました。豊富な資料から知識を得、教育現場で現在起こっている問題について考えをのべあうことは大変良い学びとなりました。また、受験直前に今まで一緒に学んだ方々から励ましの言葉をいただいたことが大きな力となりました。

ご指導下さった先生に感謝するとともに、これから試験を迎える方々のご健闘を心よりお祈り申し上げます。