平成25年度 臨床心理士指定大学院&心理系大学院受験体験記

平成25年度 臨床心理士指定大学院&心理系大学院受験体験記

「臨床心理士という仕事」

帝京平成大学大学院専門職学位課程臨床心理学専攻合格

皆さんはなぜ臨床心理士を目指そうと思ったのでしょうか。ネットで知って、テレビで見て、心理学に興味があるから、もしかしたら知人や自身が精神的な病を抱えて、という方もいるかもしれません。ただ、僕が受験を通して思ったのはそれだけではちょっと甘いということ。もっと端的に言えば指定大学院には受からないということです。これは僕自身が秋入試で失敗し、春入試で合格した経験則でもあります。もちろん、とっかかりはそれでもいいのですが、そこから、中ゼミで臨床心理学、統計について勉強し、自分はどういった研究をしたいのか、臨床心理士になってどの様に社会とコミットしていきたいかを是非考えていただきたいです。僕もそうだったのですが、中ゼミの門を叩いた時からそこまで考えられている人はなかなかいないんじやないかと思います。ただ中ゼミの授業や研究計画書の指導、友達と切磋琢磨していくなかで、最初に抱いたぼんやりとした臨床心理士への憧れをもっと具体的なはっきりしたものにしていくことが必要だと思います。中ゼミにはそういった環境が整っています。面接官の方もそこをみていると思います。

勉強については、他学部ということもあり、中ゼミで紹介してもらった参考書を繰り返し読みました。院試は大学受験と違って、先生方の考え方や癖が参考書に良くも悪くも強く反映されているので何冊か読み比べてみるのがいいでしょう。そして、気に入った(志望の大学院に適した)参考書については何度も読み込み最終的にはどこになにが書いてあるか、すぐ言えるくらいにするといいと思います。僕は「よくわかる臨床心理学」については章立てになっているのですが、その章を最初から最後までスラスラ言えるように暗記して各章の内容をワードでまとめました。単語カードのようなものは受験直前期に自分で抜けていると思った単語をノートにまとめました。また僕は単科で統計の授業を取っていました。統計の授業は迷われている方にはおすすめです。統計も参考書を買って勉強することは原理的には可能ですが、院試に必要な知識とそうでない知識が混在していることが多くかなり無駄な時間を取られます。その点中ゼミの統計の授業では院試に必要なことだけを過不足なく扱ってくれるので時間も節約できるし、必要なところだけを深く勉強することが出来ます。

英語については大学受験用の参考書やヒルガードをやりました。また、中ゼミでは各大学院の過去問を閲覧、コピーすることが可能なので、志望大学院ではない大学院の過去問も英語は解いていました。この点も中ゼミに入ってよかったと思う点です。

研究計画書については、専門の勉強をしていく中で自分の興味関心や、志望大学院の先生のご専門を考慮してテーマを決めるとよいでしょう。(もちろん自分のテーマから志望大学院を選ぶのがベターですが、様々な事情から先に志望大学院を決めるケースもあると思います)研究計画書には、文体や参考文献の書き方など心理学の世界での「流儀」のようなものを反映させなければならないので、中ゼミの面談で先生にご指摘を頂けなければ、本当に頓珍漢な研究計画書を提出してしまっていたと思います。ですので指導していただいた茂庭先生には本当に感謝しています。

また臨床心理士という仕事の収入や働き方の面で不安を感じる方も多いと思います。しかし、それだけでは漫然とした不安なので、臨床心理士会などの調査を基にある程度の目安を見つけ、ご白身のライフプランと照らし合わせるといいと思います。そうすることで不安を軽減して勉強に打ち込めるのではないかと思います。

最後になりましたが皆さんと臨床心理学の世界でお会いできることを楽しみにしています。