平成27年度 臨床心理士指定大学院&心理系大学院受験体験記

「中ゼミのサポートで合格できた」

跡見学園女子大学大学院人文科学研究科臨床心理学専攻合格合格

このたび、第一志望の跡見学園女子大学大学院に合格することができました。中ゼミの先生方、スタッフの方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。

もともと、発達障害児の療育(ABA)に携わる仕事や小学校の教育相談員を合わせて7年ほどやってきました。その上で臨床心理士を目指したいと思い受験を思い立った次第です。社会学部出身、しかも卒業して15年も経過しており、指定大学院に合格するためにはどのような勉強が必要なのかも全く知らずノウハウもなかったので、受かっても通って勉強しようと中ゼミの通年コースに決めました。4月から通い始めましたが、論文の書き方はまず日本語の使い方からダメ出しをくらい、17年ぶりの英語は単語も全く分からずBSからのスタートでした。

英語は永野先生の大学院英語(心理学)と心理系の添削英語BSを受講しました。BSでみっちりゆっくり基礎を固めつつ、大学院英語で量をこなすといった勉強で、再提出などをしっかり出しました。毎回の授業で出てきたわからなかった単語は全部単語集にして、普段から覚えるようにしていました。その他に、ターゲットは1300語までは完ぺきに覚えられるようにしました。1900は覚えられなくても、覚えた1300はあいまいではなく完璧に覚えられるように心がけました。仕事をしながらの私にとっては、他の人と比べるのではなく自分のペースで自分なりの勉強を心がけるようにしました。最後の方は、永野先生から褒められるようになり、少しずつ伸びたのかな?と思えるようになりました。

 臨床心理は、堀川先生の徹底マスター臨床心理学論文を受講しました。論文の書き方をきっちりと細かく指導していただき助かりました。序論、本論、結論の3つの構成や、表記についてこの授業を受けていなければ知らないことがたくさんありました。実際の受験には、授業で堀川先生が伝えてくださった一つ一つのエピソードやご意見が大変役に立ったと思います。夏休みの事例研究の授業も大変ためになりました。

 ほかに、基礎心理は横井先生の徹底マスター基礎心理学論文を受講しました。受験には基礎心理が必要ではなかったので、1学期のみの受講となりました。ですが、難しく取り組みにくい基礎心理をとてもわかりやすく面白く教えてくださいました。そして統計は浅尾先生の心理統計学を受講しました。数学など高校以来でしたが、表などを駆使してとてもわかりやすく教えていただきました。研究計画書を作るときに大変役に立ちました。

そして、研究計画書の作成に当たっては、渡部先生にお世話になりました。数えると17回も面談していただきました。跡見学園女子大学のオープンキャンパスに3回通いその都度、そこにいらっしゃった教授に研究計画書を見ていただき指導していただいては、渡部先生に「どうしたらいいでしょう」と一緒に考えていただきました。跡見の面接では、研究計画書を大したものだと褒められました。そしてほとんどつっこまれることもなく、その面接官の研究のご意見を聞くという、たいして私のことは聞かれない面接となりました。

私は、秋は跡見学園女子大学一校のみ受験をして春に数校と考えていました。そのため、秋受験に向けて、跡見学園女子大学のみの対策に時間を割くことができたのもよかったのかもしれません。そこにいらっしゃる教授の研究や論文をかなり読みました。試験問題の傾向もその学校の教授の専門分野から出題されるものも多かったと思います。過去問は5年分、夏休みの終わりから行いました。英語と小論文のみの受験で、他の人と勉強の仕方が異なったので、授業で行われるテストなどで点が取れないことも多かったですが、焦らず自分は自分であると自分に言い聞かせつつやりました。第一志望に半年の勉強で秋に合格できたのは、本当に中ゼミのサポートがあったからだと思っています。ありがとうございました。

「仕事をしながら学部と違う分野の大学院への進学」

お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科合格

大学院進学のきっかけ

新卒1年目に、就職先から専門性を高めるためにお茶の水女子大学大学院進学を勧められたことがきっかけで、大学院進学を目指すことになりました。専門性の高い職場・仕事なので、いつか入ってみたいと思っていた大学院の話をもらえたことはとても幸運だと思います。しかし、大学時代には文学を研究していた私にとって、社会学を中心とした社会科学系の勉強は知識が全くと言っていいほど無かったため、とても不安でした。

中ゼミ入学

新卒1年目の冬頃から勉強しなければと思っていたものの、何を勉強していいか分からない、と迷うばかりで勉強が全く出来ていませんでした。フルタイムで働いていて時間も限られていることもあり、闇雲に勉強するのではなく、誰かに教わって効率的に勉強していかなければと思い、知り合いの紹介で中ゼミに入学しました。

大学院説明会・訪問

4月に大学院の説明会がありました。説明会では、研究への真摯な態度、先生方の厚い指導の中で学生の皆さんが研究されていることまた受験者に先生との面談を勧めるといったオープンな雰囲気、学生の皆さんの充実している様子などから、お茶の水女子大学大学院で研究がしたいと思うようになりました。また、その後研究室訪問で先生とお話しする機会もいただきましたが、研究や試験に対するご意見・ご助言をいただき、ますます進学への意欲が高まりました。説明会や研究室訪問は、情報収集を欠かさず、なるべく行くべきだと思います。

中ゼミ授業

大学での研究では英語を全く使わなかったことから英語に不安があったこと、社会学知識が無くて不安だったことから、大学院の英語と社会学論文を受講しました。幸いどちらも夜の授業、ないしは土日の授業でしたので、仕事と両立させることが出来ました。中ゼミに入って一番良かったことは、いままでひとりで不安に勉強していた環境が、先生に教えていただきながら他の生徒の皆さんと一緒に頑張る環境に変ったことです。とくに周りに頑張っている人がいる状況は私のやる気にもつながり、自習室も積極的に利用するようにしました。 先生方の授業も丁寧で分かりやすく、質問にも丁寧に応えていただき、一つ一つ理解しながら学習を進めていくことができました。また、それまで全く書いたことのない研究計画書、そして10000字のリサーチペーパーについても、大いに不安がありましたが、赤田先生の的確なアドバイスで、無事作成することができました。個人面談では研究計画書指導以外にも、さまざまなご助言をいただき、不安に負けず勉強することが出来ました。

仕事と受験勉強

 受験勉強中も仕事は通常勤務を続けていました。試験が近づくにつれ休日は近隣の図書館にこもるなどしていましたが、平日はまとまった勉強時間が確保できませんでした。そこで平日は、1日1問英文。英単語をやる、など短時間でできて継続が力になるものを、休日は集中して暗記物や知識整理をする、というやり方で勉強していました。

 夏期講習は夏季休暇と有給休暇をつかって通いました(5日間)。夏期講習中は仕事がないので朝から晩まで勉強出来ました。夏期講習期間が試験日と近く、最も勉強に集中できる機会だったので、本当に集中して最後の追い込みをしました。

 仕事と受験勉強の両立は、少しずつでもコツコツやることと。集中できるときに集中して勉強することが大切だと思いました。勉強中時間が無くて大変で焦ることもありましたが、結果としてそれまで苦手だった「コツコツ勉強」をやらざるをえず、そのことの大切さを学べてよかったです。

 この度無事大学院に合格できたのは、中ゼミの先生方のご指導、中ゼミの皆さんが頑張っている環境あってのことだと思います。先生方、スタッフの皆様、中ゼミ生の皆さんには本当に感謝いたします。「仕事をしながら学部と違う分野の大学院への進学」は、私にとってはとても大きなチャレンジでしたが、勉強する中で知識がついたことはもちろんのこと、自分を支えてくれている人たちの存在に気づけたこと。簡単ではない状況を乗り越えられたことがあり、良い経験になったと思います。修士論文は受験よりももっともっと大変だと思いますが、中ゼミでの短くも充実した日々を思い出し頑張ろうと思います。

「50歳の大学院」

学習院大学大学院人文科学研究科臨床心理学専攻合格

立教大学大学院現代心理学研究科臨床心理学専攻合格

東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科人間科学専攻臨床心理学領域合格

ルーテル学院大学大学院総合人間学研究科臨床心理学専攻合格

 私が臨床心理士になりたいと思ったのは30代の時でした。しかしその頃は、子育てをしていましたし、小さな子供を抱えて、大学院へ行くなんてことは不可能であると思い、諦めていました。それから年月が経ち、再び臨床心理士になりたいと強く思うに至りました。自分の周囲の人が精神的な病を患ったり、人生がうまくいかないことで心理的に足踏みしていたり、そんな人に多く出会ったことが大きなきっかけになったのだと思います。

 私が一番大学院へ行くのにネックとなったのは、年齢でした。現在50歳となり、果たして大学院側は受け入れてくれるのだろうか?勉強もうまくできるのだろうか?様々な不安がありました。でも限られた残りの人生でどうしても臨床がやりたい思いを貫いて生きていくことを選択し、中ゼミに通い、2015年秋と2016年春あわせて合計4つの大学院に合格することができました。中ゼミの先生方には本当に感謝しています。50歳の私がこの合格体験記を書くことで、少しでも、臨床心理士を目指す社会人や、中高年の方に参考になればと思います。

 自分が心がけたことは大きく3つです。第一に、新しい知識を頭に入れるためには、自分の経験と結びつけながら覚えると覚えやすいということです。(自己照合効果っていうやつですね)50歳ともなれば、いろんな経験をしてます。だから、結び付けられるものは多いと思います。臨床は山下先生の臨床心理論文ハイを受講していたのですが、授業でやったことを繰り返し復習し、その度ごとに自分の過去の経験でこのようなことはなかったか?と考えて結びつけるようにしました。第二に、新しい知識を身に付けるためには、まず深い理解をするということです。山下先生の授業では授業の最後に参考になる本のコピーを配布して下さいます。それは理解を深めるのにとても役に立ちました。直接受験に関係ないものに見えるかもしれませんが、知識を深めることで見えてないことが見えてきたり、臨床の深みが少しでもわかるように導いて下さったのだと思います。深い理解ができたのなら、丸暗記はしなくても自然に頭に入っていくものだと実感しました。第三に統計について。参考書として「よくわかる心理統計」(ミネルヴア書房)「心理学研究法入門」(東京大学出版会)を使いながら、長井先生の統計ハイのテキスト、授業プリントを熟読。夏期講習で総復習と過去問などの実践的な対策ができたと思います。自分は、統計はやる気だけで、克服してきたように思います。こうして大概の用語説明ならば、丸暗記ではなくてちゃんと理解した上での説明ができるくらいには、成長できました。

 最後に、もう一つ、中ゼミでは同じ志をもつ友人たちができたことも何よりも宝でした。大学院へ行っても、臨床心理士になってもお互いに励まし合って成長していきたいと思います。ありがとうございました。

「臨床心理士を目指して」

駒沢女子大学大学院人文科学研究科臨床心理学専攻合格

跡見女子学園大学大学院人文科学研究科臨床心理学専攻合格

法政大学大学院人文科学研究科心理学専攻合格

 私は、臨床心理士指定大学院入学試験の合格を目指し、仕事を辞め、独学で勉強を進めていました。しかし、どう進めて良いか行き詰まり、中央ゼミナールの夏期講習を受講し、その後9月からの授業と、冬期講習を受講しました。

 中央ゼミナールでは、独学では知ることのできなかった入試に必要な情報をたくさん得ることができました。内容としては、心理、英語、研究計画書の作成、各大学院の過去問や出題傾向などです。まず、心理系の授業では、堀川先生の授業で、心理臨床の知識や、専門論文の書き方を教えていただきました。

最初は、論述の体裁が整わず、あたふたしてしまいましたが、再提出をしていく中で、少しずつですが、良くなっていったと思います。横井先生の授業では、たくさんの心理基礎の知識を幅広く教えて頂きました。次に、英語では、千頭和先生の授業で、叱咤激励され、英語の基礎の大切さを教えていただきました。心理系の添削英語BSでは、永野先生に構文の取り方や、文脈の捉え方を教えて頂きました。大学院英語では、伊藤先生に優しい言葉で励まして頂きながら、心理系英語の特長などを、実体験を交えながら教えて頂きました。

 最後に、研究計画書や受験対策の相談で、渡部先生にお世話になりました。渡部先生の熱心な助言や指摘を頂き、意義や先行研究、研究方法などを少しずつ明確にしていく事が出来ました。そして、中央ゼミナールの講師の方々のおかげで、勉強に対する姿勢も学ばせて頂き、また、大学院も志望校に合格する事ができました。本当に感謝しています。

「諦めなければ、なんとかなる」

埼玉学園大学大学院心理学研究科臨床心理学専攻合格

国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科臨床心理学専攻合格

 大学を卒業してからすでに40年近くが過ぎている私が、臨床心理士指定大学院の受験を決めた、というより、予備校に通うのを決めたのは2015年2月。中央ゼミナールのガイダンスがあるのをHPで知り、すぐに高円寺を訪れ、入学を決めました。大学院の入試を受ける、受けないより、ともかく中ゼミで心理学を学べるだけでもうれしい気持ちでした。心理学を専門的に学びたい気持ちは2007年ごろからありましたから、受験決意まで7年以上経っているわけです。その間に、2013年3月には社会福祉士資格試験に合格し、社会福祉士としての相談業務についたのですが、心理学の本格的学習への思いは消えず、退職したわけです。実はこれまでも、入学はしないまま、放送大学大学院臨床心理学専攻のテレビ、ラジオ番組をすべて録画・録音してその多くを視聴して、勉強は結局、直接の対面学習でないと身につかないことを痛いほど知っていたため、退職して中ゼミでのプレ学期を2月28日から受講し始めました。

 それから、次は迷わず、通年の総合コースを選びました。この段階でも先のこと(受験)はほとんど、リアルに考えませんでした。心理学を対面的に学べるだけでうれしいわけです。したがって、授業の席はいつも、前のほうの席に座りました。毎回の試験の成績は「唖然呆然!」のありさまでしたが、それでも気にせず、前の席を貫きました。プレ学期からの伊藤先生の英語の授業は欠かさず出席し、1学期は伊藤先生の大学院心理学英語入門を取りました。再提出も欠かさず提出し、すいぶん力がついたと言っていただきました。毎週、伊藤先生の再提出へのはげましのコメントに支えられて進んでいけたのです。また、1学期、夏期講習、2学期と継続して永野先生の心理系の添削英語BSと大学院英語心理を取りました。永野先生の授業はまさに情熱全開で、そのすべてのエネルギーを受けたいと、やはり前の席を貫きました。永野先生は予備校生が大学院に合格するだけを目標にするのではなく、大学院に合格してからよりよく臨床心理学を学んでいけることをモチベーションにして授業に臨んでいるとおっしゃっていましたが、その考えにとても共感いたしました。毎週、毎週、長文の和訳をすることの連続でしたが、これをやって、必ず再提出をすることを続けて、少しずつ読解力がついていったと思います。そもそも、発達心理学に最も興味のある私としては、その分野の出題が英文の場合、その読解自体が楽しく、成績(それも大切ですが)はよくなくとも、まあ、いいじゃないかという気持ちでした。夏期講習では、永野先生の勧める英文長文要約SHも取りましたが、この授業は、文章読解のテクニックを学ぶのに非常に役立ちました。

 この7月、8月の夏期講習中にぶつかった最大の壁は、私は研究計画書にまったく、手がついていなかったことです。大学院入試は9月には始まります。申し込み期限から逆算すると、遅くとも9月頭までには研究計画書が作成できていないと、そもそも受験自体不可能になります。そこで、8月中は再提出をストップし、授業以外はすべて研究計画書作成に時間を割き、3週間ほどで完成できました。稲葉先生に4回相談させていただき、先生の指摘をもとに修正し、先生もびっくりされるほど、早くできあがったのです。受験申込締切直前でしたから、必死で仕上げました。これで、ともかく、受験だけは可能となりました。ただし、合格はまったく、考えに入っていませんでした。というのも、臨床心理学の勉強はほとんどまったく手がついていなかったからです。つまり、春受験が目標で、その前に少なくともまずは受験を経験しておかないと、というのが秋受験の理由でした。

 臨床心理学は堀川先生の徹底マスターで学びました。堀川先生の論文への厳しい指摘に落ち込むこともしばしばでしたが、試験当日以外はすべて出席しました。夏期講習までには、時にはよい成績の場合もあって、少し自信も得ました。横井先生の基礎心理学徹底マスターもすべて出席しました。基礎心理学を学ぶのは楽しかったです。浅尾先生の大学院心理統計学は、成績は「絶句!」なものでしたが、やはりすべて出席しました。臨床心理学の用語カード作りなどはまったく手つかずでこれから春受験に向け、全力で始めなければいけない、その開始前の“真っ白”状態時期が、本番の受験時期となりました。ですから、合格うんぬんなんておよそ考えの外。受験大学院の過去問をなんとかざっと目を通した程度しかできませんでした。しかし、結果として3校受験して、2校に合格しました。ですから結論として、これから受験するみなさんへのアドバイスなどは何も言えないのですが、たった1つだけは言えそうです。

 おそらく、勉強やスケジュールはその人それぞれに合った方法があるのであり、さらに何より重要なのは、その人に合った受験問題を出す大学院があるということです。つまり、自分が点数を取りやすい可能性の高い大学院を探し出すことが大事かと思います。もちろん、途方もない学力水準に到達しているような人(その人は間違いなく、ほかの人の何倍何十倍も一生懸命、勉強した人です)なら、どこを受けてもほとんど大丈夫でしょう。しかし、人にはそれぞれの在りよう、生き方があります。ですからともかくも合格を目指すなら、人につられず、自分にあった受験問題を出す大学院を探すことをお勧めします。

 最後になりますが、私も、中ゼミのガイダンスで大学院合格者のみなさんの肉声を聞いて、そのあまりの猛勉強ぶりにほとんど絶句し、これは本当に合格したい人の自分との差にこそ原因はあると考え、もはや潔く受験を断念し、予備校も辞めるべきと真剣に考えました。けれども、一晩おいて、考えをあらためました。「いいじゃないか、最後までやってみてその時だめなら、そこで考えればいいんだ」と。昔むかし、『風と共に去りぬ』という名画があって、スカーレットの「明日、タラに帰ってから、考えよう」という名ゼリフがあります。英文は[After all, tomorrow is another day. ]。諦めて、結論を急がないで、結論は明日考えればいいよ、そんなところでしょうか。

「ひたすら目標に向かって全力で、少しずつ着実に」

上智大学大学院総合人間科学研究科心理学専攻合格

明治大学大学院文学研究科臨床人間学専攻臨床心理学専修合格

東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科人間科学専攻合格

 私は大学の心理系の学部を卒業し、1年浪人して合格することができました。中ゼミに通い始めたのは4年次在学中の夏期講習からでした。なので、総合するとタイトルには「1年間」としましたが、正しくは「1年半」かもしれません。ですが、自分自身が真面目に正しく大学院受験に向き合えたのはこの1年でした。

 まず、私は4年次在学中の夏期講習から中ゼミに通い始め、受験勉強もこの時にスタートしました。しかし、勉強の仕方など何もわからず、自学習をほとんどせずただ授業に出て再提出をこなすだけでした。そのまま12月と1月は卒論で忙しくなり受験勉強もろくにできず受験日を迎え、受験した大学院はもちろん全て不合格でした。この時、ひどく落ち込み、大学院受験をやめて普通に就職してしまおうかと何度も悩みました。ですがやはり臨床心理士になりたい、上智で学びたいという気持ちが強く、もう一度、今度は全力で頑張ろうと思い中ゼミに通いながら勉強することを決心しました。それまでの半年間の反省点は次の通りです。

・受験のために1年という期間を確保しなかったこと。

・勉強の計画を正しく立てられていなかったこと

・中ゼミの勉強以外の自学習の時間がほとんどなかったこと。

・苦手な英語から目を背け、向き合っていなかったこと。

・そもそも大学受験をしていないため、基礎学力も勉強の仕方もわかっていないこと。

・絶対受かりたいという気持ちが弱かったこと。

 このような反省点を猛反省し、今年は絶対合格してやる!と自分を追い込みました。しかし勉強の仕方さえわからない私は、自分なりに勉強してもだめだということはわかっていました。そこで。中ゼミで出会ったある友人に生活の仕方から勉強の仕方まで全て聞き、その友人は包み隠さず全て教えてくれました。その友人のアドバイスを受けて改善した、この1年間の生活。志望校対策、勉強方法は以下の通りです。

生活

 一日の流れは、①朝5:00に起床し6:30には家を出る②自習室が開くまで中ゼミの近くのカフェで勉強し、10 : 00 には中ゼミの自習室に行って勉強③自習室が閉まる21:15まで勉強をし、帰って0:00までには寝るといった感じです。行き帰りの電車の中でも勉強していました。寝る時間もご飯を食べる時間も削り、友人と会って食事をしたりそういう娯楽は全て断って我慢しました(秋入試が終わって一度だけ行きましたが)。こういう生活をほぼ毎日1年間繰り返していました。苦しくても、プレッシャーと合格したいという強い気持ちがあったからこそこの生活を続けられたと思います。千頭和先生が授業でおっしやっていた通り、本当に合格したいのなら、好きなこと3つ以上は我慢して1年間毎日努力し続けろ!ということです。

志望校対策

最終的にどうしても入りたいのは上智でしたが、今年こそはどこかに合格したいという気持ちもありました。なので、秋入試でどこか合格しておいて、そこからは上智のための勉強だけに絞るという計画を立てました。秋入試での第1志望は明治でした。9月前半に東洋英和、9月中旬に明治を受け、結果はどちらも合格を頂けたので、そこからは上智の対策だけに専念しました。

勉強方法

 時期にもよりますが、大体の毎日のルーティンとして、午前中は英語、午後3時までは中ゼミの臨床、午後3時以降は志望校対策のための自学習と決めていました。英語…大学受験をしていないため、基礎からの勉強が必要でした。文法は、前期の千頭和先生の授業、すなわち課された中学レベルから高校レベルの問題集もやりました。千頭和先生の授業では根性も鍛えて頂きました。単語・熟語は、ターゲット。大学院英語や添削英語で出たもの、ナツメ社の「心理院単」を使い、1日5~6回、2時間おきにやりました。大学院英語と添削英語でやったものを毎日1個は時間を計って何も見ずに解いて答え合わせをし、間違ったものやわからなかったものは自作の単語帳に書いて残し、次の日に解き直しました。全て2、3回は解き直してから再提出しました。そのようにして再提出したものをまとめて毎日一時間程度音読していました。臨床心理学…7月までは英語ばかりやっていて、それまで臨床は山下先生の授業とその予習・復習、再提出のみでした。山下先生の授業を軸に、わからないあるいは足りないところは本を読んでまとめたりして理解する、再提出は何も見ずに書けるようになるまで時間を計って2、3回解き直す、ということをやっていました。7月以降は明治の対策として入試に出る分野、大学院の先生の本を重点的に勉強していました。秋入試で合格してからは、山下先生の再提出はそのまま継続し、あとは上智対策の勉強をしていました。

 ここで、一度挫折した私がこの一年で必要だと感じたことを少し述べてみたいと思います。第一に、自分に言い訳をしないことです。確かに仕事や卒論と並行して勉強することは大変ですが、それでも合格している人はいます。一度失敗したのなら、言い訳をせずそれを猛反省し、直ちに反省点を改善するべきです。第二に知識に対して素直かつ貪欲であることです。自分は何をわかっていないのか明確にし、それに正面から向き合って調べ尽くして理解する必要があります。見栄を張ってわかったふりをしていても、誰も教えてくれません。第三に、周りの評価は要点だけ受け止め、自分が地道に努力し続けることです。中ゼミでのあらゆる評価で落ち込むことはありますが。その評価の中の反省点だけ抽出して、次の瞬間から反省点の改善と目の前のやるべきことをやり続けることが重要です。落ち込んでいる時間に少しでも知識を頭に入れた方が良いのです。

 最後に、中ゼミで勉強して本当に良かったと思います。中ゼミの先生方には非常にお世話になりました。本当にありがとうございました。中ゼミで出会った友人たちは、勉強を教え合える存在であり、愚痴を吐き合える存在でもあり、そして高め合っていける存在でもありました。 これから受験をする受験生の皆さんに、私の反省点や改善点が少しでも役立つことができたら幸いです。将来、クライエントに「この人になら自分を任せられる」と思ってもらえるような臨床心理士になるために、今から全力で努力し続けましょう!頑張ってください!

「実践で役立てるように!」

大正大学大学院人間学研究科臨床心理学専攻合格

 私は4月から総合コース(前期)と夏期講習で中央ゼミナールにお世話になりました。もともと心理学専攻だったこともあって独学で大学院を目指そうと考えていましたが、大学は実験心理学がメインで臨床心理学についてはほとんど学んでいなかったことや、大学受験と違って自力での情報収集にかなり労力がかかることから中央ゼミナールで学ぶことにしました。ここからは専門科目(心理学)、英語、統計、過去問対策について述べていきたいと思います。

①専門科目(心理学)

論述は中ゼミの予習・復習に限ると思います。独学で学んでいたときのまとめノートがあるのですが、まとめていたときはただ参考書を写していただけでした。しかし9月くらいにあらためてノートを読んでみると、授業で学んだことが身に付いてきたのか内容が理解できて驚きました。基本的な理解が進んでいないと参考書をいくら読んでもただなぞるだけになって頭になかなか入ってこないので、再提出等を通じて授業でやったことから身につけるのが良いと思います。語句説明は最終的に300語くらい作成しましたが、いつまでやってもすべての語句を網羅できることはないので、試験日の一ヶ月前くらいまでに作り終えて、作ったものはすべてアウトプットできるようにするのが良いと思います。

②英語

もとから出来は悪くなかったのですが、英文を読むスピードと単語力が課題でした。しかし、中ゼミで毎週2日(大学院英語の心理学と教育学をとっていました)英文和訳を解いて、再提出していくうちにスピードは克服していくことができました。英単語はターゲットのスマホアプリを使って移動時間等にゴツゴツ勉強していました。

③統計

 統計はあまり困ることはなかったです。大学で基礎心理学の論文をたくさん読んでいたことが良かったのかなと思うので、興味がある領域の論文(スクールカウンセラーに興味があれば発達関係とか)を読んでみるのも良いかもしれません。(英語論文もたくさんあるので、英語の勉強にもなります。)

④過去問対策

 今までの過去問(5年分くらい)を集めて、どの領域に偏りがあるのか調べました。大学院ごとにかなり特徴があるので、直前の追い込みで分野を絞ることが出来て役に立ちました。ただ私の場合は受験への不安から過去問分析にのめりこんでしまったところもあるので、ある程度の特徴をつかむくらいで良いと思います。

 最後になりましたが、中央ゼミナールでお世話になった先生方には本当に感謝しています。独学で勉強し続けていたら合格するまでに何年もかかってしまったかもしれません。先生方のように実践で役立てるように、これからも努力を続けていきたいと思います。本当にありがとうございました。

「ゼロからのスタート」

東京成徳大学大学院心理学研究科臨床心理学専攻合格

 わたしは大学を卒業後、3年ほど社会人を経験し、受験に専念するため退職し中央ゼミナールに入学しました。大学では心理とまったく関係のない学部で、仕事も事務用品の営業をメインに行うサラリーマンであったため、心理学とは無縁の人生を過ごしてきました。

それまで趣味や独学でも心理学に携わったことはなく、恥ずかしい話ですが「フロイトって誰?パブロフの犬ってなに?そもそも心理学ってなに?」というレベルでした。自分が心理学を学ぶことなど考えたこともありませんでしたが、社会人が2年半ほど過ぎようとする時、今後の人生や仕事について考えた際に、偶然資格の本で「臨床心理士」の資格を見つけました。その時[心に関わる形で人のお役にたちたい]という気持ちが強くなり、すぐに情報収集に取り掛かりました。調べていくと、心理学の面白さ、臨床心理士の奥深さにどんどんと気づき、「この道の仕事をしていこう」と決めるまで時間はかかりませんでした。今考えると。自分は心理学に興味がなかったわけではなく、あったのに気づかなかっただけだったのかな、と思います。

そして年明けから少しずつ仕事の合間に独学で学習を進めていたのですが、勉強方法に自信がなく、研究計画書などの作り方などがわからなかったため、予備校に入学することを決めました。そして勉強に専念するため、5月で退職をし、6月から中央ゼミナールに入学しました。中央ゼミナールでは、基礎心理、臨床心理、英語、統計、研究計画書、過去問演習、さらには勉強方法やお勧めの参考書など、総合的に教えていただいたことで、独学とは比にならないスピードで学習が進みました。加えて、実際に臨床心理士として働いている講師の方々のリアルな話を聞くことができ、参考書や独学では決してわからなかった情報や、臨床家としての心構えなど広く教えていただけました。

しかし、学習が進めば進むほどに、心理学という学問の広さや、自分がいかにわずかな範囲しか勉強をしていないかを思い知らされるため、なかなか自信には結び付きませんでした。毎日コツコツやっていても、果たしてこれで間に合うのか?といった不安がありました。自信につながりはじめたのは、授業での成績優秀者に名前が出たことがきっかけでした。加えて、模試での志望校の合否判定などを参考にすることで、現在の自分の立ち位置を知ることができたことが自信につながりました。やはり毎日の積み重ねが一番大切なのだ、と気づき、特別なことはせず、授業への出席、終わったら復習、それ以外の時間は自習、それをひたすら繰り返しました。強いて重視したことを挙げると、先生の言われたことを素直に聞く、とにかく基礎を固める、その2点を徹底しました。そして9月に志望校の受験をし、合格することができました。合格したといっても、臨床心理の道は終わりがなく、まだ自分の知らないことは山のようにあるので。今まで通り勉強を続けていこうと思います。

余談ですが。わたしは中央ゼミナールに来る前に、いくつかの予備校を見学しました。ある予備校を5月に見学に行った時の話です。入学相談の際、そこの予備校の講師に「君、もう5月なのにそんなことも知らないの?そんなことじゃ今年の受験は無理じゃないかな」と突き放されるように言われた経験があります(それがわからないから予備校に行こうとしているのに…、もちろん入学しなかったですが)。非常にショックで、やはり自分には無理なのでは、とも思いましたが、中央ゼミナールは非常に親身にサポートしていただき、再びがんばろうと思えるようになりました。さらに、周りの受講生の存在も非常に大きいものでした。わたしと同じような初学の方が大勢いたため「この道に年齢やキャリアは関係ない」と、改めて感じました。ですので、完全にゼロからのスタートでも、周りからなんと言われようと、努力を継続すれば合格というのはそれほど遠いものではないと思います。「初学者だけど大丈夫だろうか」「今からで今年の受験に間に合うのか」といった不安を感じている方へ、これを読んで少しでも励みになれば幸いです。

「院受験を経験して」

東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科人間科学専攻(臨床心理学領域)合格

私は大学4年生で予備校などに通わずに昭和女子大学と学習院大学を受験しました。結果、秋は大敗し、英語が不得意であったことから四谷学院と言う予備校で半年学び、春は昭和女子大学のみ合格しました。しかし、第一志望が学習院であったことや、更に勉強すれば合格の可能性があるのではないかと感じたことから、大学を卒延し、この中央ゼミナールに通うことにしました。

中央ゼミナールでプレ学期から臨床心理、基礎心理、心理英語を受講しました。論述の評価はいずれもC、英語は平均点より少し上だったと思います。プレ学期ではとにかく指摘された所を理解し、同じ間違いを繰り返さないことを自分のテーマとしてB評価を目指しました。英語は文法ミスゼロの徹底でした。目標を達成する頃にはすぐ前期が始まりました。科目のレベル選択では一番上を目指すけど、実力より背伸びは絶対にしないことを念頭に置きました。心理統計ハイレベル、臨床心理標準、基礎心理、心理系添削英語、大学院英語心理、そして学習院対策に大学院英語人文系を取り、臨床心理は4回目からハイレベルに移動し、大学院英語教育学も勧められて途中から取りました。科目数が多いことから、再提出は必ずすることと丁寧な見直しと復習を欠かさないことを前期のテーマにしました。テーマを設定せずに取り組むと怠けたり中途半端になったり、自分の勉強態度が不安定になると感じているので、テーマ決めは前期開始前に行い、覚悟を決めてから臨みます。

英語が多いのは自信のなさと継続して触れることで慣れ、苦手意識による抵抗感をなくすためです。さて、このような科目選択と意識をして前期の授業を受けました。英語では成績優秀者に入ることも時々あり、臨床と基礎は中ゼミ入学前に用語の知識がかなりあったことから、知識の再認識と整理、論述展開の仕方が中心となりました。統計は知識と理解が甘かったため、中ゼミの授業で知識の肉付けを行う感覚でした。前期というと研究計画に時間が取られがちとなりますが、私は2年目ということで前年度のものをそのまま利用し、出願校の文字数調整だけにすることで勉強に時間と意識を集中しました。授業の前後は雑談を楽しむ人もいましたが、私は「馴れ合わない」を大事にしました。競争相手や社会的促進となる人は良いですが、ただの仲良しは自分に妥協や甘えを生み、中ゼミへの愛着や居心地の良さを生み、自分をダメにするからです。出来ないことが悔しい、勝てないことが悔しい、成長したことが嬉しい、分かることが嬉しいといった気持ちは常に持つ必要があると思っています。

そして前期が終わり、夏期講習では主に前期科目を引き継ぎ、要約演習などを追加しました。夏期講習は連日になることから前期からのテーマを守り切れていなかった部分もあったと、今では反省しています。空いた日はカフェなどで勉強し、前期からのプリントを解き直すなどして過ごしました。そして受験シーズンの9月です。受験2年目だからと広く拘わらずに学んでいたものの、本命の学習院のために統計などはあまり手をつけませんでした。併願した東洋英和も過去問は見れど解かず、英語は見ませんでした。専門の傾向は知りたかったものの、今までやったものが完全に身についていれば解けるはずだという考えからでした。一見答えが難しくても、最難関校でも特殊な所でもなければ、用語も論述も一般的な受験の知識で対応ができるはずなのです。その考えで筆記に挑み、面接は過去の受験の時につけた会話形式の面談記録を何度も見返して挑みました。結果、東洋英和では無事に合格をもらいました。学習院は残念な結果になりましたが、次はないと思う程に準備したことから、受験に幕を下ろすこととしました。

「合格までの勉強方法」

目白大学大学院心理学研究科臨床心理学専攻合格

川村学園女子大学大学院人文学研究科心理学専攻合格

 私が中ゼミを受講し始めたのは、4月の終わりでした。それから心理系大学院総合コースの通年生として1年間お世話になりました。久しぶりの勉強であったことと、心理学に関する勉強は今までに全くしたことがなかったことから予備校に通うことを決めました。それでも、最初はゼロから始めて1年で合格出来るのかと心配していましたが、合格できたのは、本当に中ゼミのおかげだと思います。これから書くことは、特に心理学の勉強が全く初めてだという方の参考になれば幸いです。

 私の勉強方法は、1年を通し、中ゼミの授業にしっかりと出席をして、授業の復習と再提出をするということを中心に行いました。まず心理学に関しては、4月の時点で心理学の勉強自体が全く初めてだったため、まずは授業についていくために、「よくわかる臨床心理学」「よくわかる心理臨床」と東大出版の[心理学第5版]の3冊を用意して、4、5月はそれらを読むことを繰り返しながら授業に出席していました。「徹底マスター大学院基礎心理学論文」の授業では、最初、配られたメモを見ながらでさえも、論文を書くのが難しかったために、授業中に頂けた優秀者の書いた答案を何回も繰り返し書き写すことで論文の形式に慣れていくことが出来ました。そして、夏期講習の頃から勉強する参考書の量を増やしてゆきましたが、堀川先生が授業の中で勧めてくださった本が、秋受験の際の入試に非常に役に立ちました。個人的には、事例問題が出題されない学校の受験でしたが、夏期講習の堀川先生の[夏に極める臨床事例対策]の講座が、とても楽しく勉強になり受講して良かったと思います。そして英語に関しては、受講開始後2、3回、授業に出ているうちに自分が想像していた以上に文法を忘れていることに気づき、永野先生と伊藤先生がそれぞれ授業の中で勧めてくださった文法書を1冊ずつ、計2冊使い、7月の前半まで繰り返し勉強をしていました。ずっと苦手意識のあった英語を勉強するのは、当初苦痛でしたが、「英語は言語なのだから、得意も不得意もないはず。絶対にやれば伸びる!」といった永野先生の言葉で、「得意、不得意などは、そもそも考えない方が良い」と思うようになり、淡々とひたすら勉強するようになりました。そして、夏期講習が始まる前までに、前期の問題を3回復習したら、後期の授業では、前期よりも30~40点高い点数が取れるようになりました。やはり、先生の言葉通り英語はやれば伸びると実感しましたし、出来るだけ、毎日少しでも英文を読むと、英文を読むこと自体に慣れることが出来るのだ強く感じました。

次に、研究計画書に関しては、私は6月から取りかかりました。当初は、4、5月にある程度進めたかったのですが、実際に勉強を始めてみると、4、5月は心理学と英語の基礎固めに追われ終わってしまいました。実際、ある程度勉強を進めてからでないと、先行論文を読むことも困難であると私は感じました。しかし、テーマを決定するところから茂庭先生に相談に乗っていただき自分一人では絶対に不可能だったと感じます。的確なアドバイスや論文の書き方を教えて頂き、茂庭先生にはとても感謝をしています。

 以上のように受験勉強をしてきましたが、この約1年間は毎日、少ない日でも5時間は机に向かって勉強するか本を読んでいたと思います。

繰り返しになりますが、中ゼミに入るまで、私は心理学を勉強したことがなく、英語も大学受験の際、他の2教科より偏差値が20も低いといった苦手状態から大学卒業後は勉強をしていませんでした。それでも仕事を辞めて勉強に打ち込めるようになってから4ヶ月後の秋受験になんとか1校、さらに春受験でも1校合格できたのは、中ゼミのおかげとしか言いようがありません。この1年間を振り返ると、中ゼミの授業がある土曜日、日曜日が毎週、本当に楽しみでした。どの授業も、全てが自分にとって必要なものであったと感じます。中央ゼミナールでお世話になった皆さん、本当に本当にありがとうございました。

「「私」の受験体験記」

早稲田大学大学院人間科学研究科臨床心理学研究領域合格

  

徳島大学大学院総合科学教育部臨床心理学専攻合格

私は中ゼミに入った当初、他の人に圧倒された。就職の選択肢を捨て、勢いで浪人を選択したが大学4年生までもそこまで勉強したことはなく、部活動ばかりやっていた私は浪人した4月の時点で出遅れていると感じていた。まず、今まで基礎心理学はほとんど勉強したことはなかった。普通1年目の受験でちょっとは勉強していて、でも落ちて、悔しいから浪人したと、そう言えるべきだったのだろう。しかし私の1年目の受験は正直ほぼ「NO勉強」で受けた。部活のせいにもしていた。だから浪人生だったが初学者並もしくはそれ以下の知識しかなく、勿論授業の中身は理解どころか初めて聞く用語ばかりだった。なんでココに来てまで再度受験するんだっけ…と何度も思ったし、自習室の空気も重く感じてしまっていた(これは猛勉強している方々がとてもまぶしく見えて、自分が情けなく感じたからである)。教科でも何より私は英語が大っ嫌いだった。それ故に大学に入ってから全く触れておらず、文法から学びなおす必要があった。こんな勉強嫌いの私が、無知で無謀な浪人を勢いで決めた私が合格できたのだから。みんなやればできると思う。でも自分を分析して自分に合った方法で悔いなくやることが大事だと思う。

私は長期決戦が苦手である。部活の時も試合前はモチベーションが下がらないが、長期間コツコツ続けるのが苦手だ。だから短期決戦で挑むことにした。私は受験の回数を多くした。結局のところ、8月に2回。9月に1回、10月に2回受けた。本当はお金が厳しかったが、落ちるよりマシだと思いアルバイトをしたりしてなんとか捻出した。実際結果は散々で、ほとんど受かることはなく、本命の1週間前に面接と苦手な英語で大失敗。不安に陥りながらも最後の一週間詰め込み続けた。そして迎えた本命校受験。ここまで落ちて失敗した後に本命を受けたからか、とても落ち着いて受けることができ。本命の前までに何度も詰め込む作業を行った結果、最後の試験の時はかなり内容が頭に入っていた。1校に絞って勉強するのが合っている人が多いとも思うが、時期をずらして沢山経験することも良いと思う。

 次に。専門科目は繰り返した。付箋を沢山貼って、すぐ引けるようにした。勿論問題や用語を要らない紙に何度も書いた。実際私は辞書の用語を隅から隅まで書くような根気も時間もなかったため、受験に頻出の用語や問題、中ゼミででた問題に絞って繰り返した。なかなか最初は受験でも分からない用語がでてきて、意味ないのかと不安になったが、信じて3回は繰り返し、やった問題が出たら絶対落とさない、分からなかったら運が悪かったと思うことにしてやった。それが一番自信につながったと思う。

最後に苦手な英語。中ゼミで4月から添削英語で文法と心理系英語BSでの全訳の英語の授業をとっていた。かなり基礎をやっているはずなのに、実際には全く上手く訳せないし、点数もボロボロで、辞書なしでは10点程しか取れなくて。正直最後まで不安だった。しかし、やっているうちにゆっくりだが文の構造が理解できてきて、単語も心理系のものを覚えてきて。全ての試験で答えはどうあれ最後まで訳すことができた。本命校の時は結構自信をもって訳せたので。基礎から固めてよかったと思った。

ここまで私の受験体験記を書いてきたが最後の最後に伝えたいのは、「落ちるのが怖い」という自分のメンタルと上手く付き合うことだ。勉強はやれば誰でもできると思う。何より自分の進路や職業がかかっているのだから誰もが本気で勉強していると思う。しかし、私は自分の気持ちが不安定でプレッシャーや不安にかられてばかりだった。ちょっとは浪人で落ちたら恥ずかしいとも思っていたし、両親とも浪人は今年だけの約束だった。模試の結果が出るたびに落ち込んだ。一時期参考書を開かなかったし、授業も行かなかった(授業を休んだ後に追いつくのは容易ではないので、真似しないでくださいね)。きっとそれぞれに悩みや不安が渦巻いて、勉強しなきゃと思う自分を邪魔してくる。そんな時私は友達とカラオケをしたり、ご飯を食べに行ったり、1人で映画をみたり、思いっきり家で泣いた。自分なりのコーピングを上手く選択して勉強に打ち込める環境を作ることをおすすめする。それが一番大事だ。模範となる受験体験記ではなかったと思うが、泥臭く、どんな自分も受け入れて、そしてやっと掴んだ合格は本当に嬉しくて泣けるほどだった。でもスタートライン。ここから私も頑張ります。