平成28年度 臨床心理士指定大学院&心理系大学院受験体験記

「社会人経験者の大学院受験」

白百合女子大学大学院文学研究科発達心理学専攻発達臨床心理学コース合格

臨床心理士指定大学院入学を目指す人は、様々なバックグラウンドを持つ人がいますが、まずは、私自身の経歴について簡単にお伝え致します。

私は、大学で国際関係について学び、民間企業に4 年間勤め、退職後に1 年弱の期間アルバイトをしながら受験勉強に専念し、この度大学院へ進学することとなりました。また、大学に入る前に浪人、大学で1年の休学を経ており、30歳を目前にした人生の方向転換となりました。

中ゼミでの勉強経験は、実は実質1年半に渡ります。初年度は、働きながら2015年度のプレ学期に入学し、続く2015年度前期総合コースと通いましたが、その年の秋の入試は受験せずに終了しました。その後、一旦受験勉強を中断し、仕事を辞めて改めて2016年度の通年単科(臨床心理学論文。前期は徹底マスター、後期はハイレベル)と夏期講習、冬期講習(臨床心理学、統計、英語)を受講しました。そして、中ゼミの門戸を叩いてから約2年後の、2016年度の秋・春入試で無事合格することができた、という経緯です。それでは、まず受験を断念してしまった初年度について振り返りたいと思います。日々仕事に向き合いつつも臨床心理士になりたい、大学院で研究をしたいという思いが強くなり、とにかく形だけでも予備校に通おうと考え、土日にメインの授業が開講されており、レベル別の講座が充実している中ゼミを選びました。臨床心理、基礎心理、統計、英語、どれも情報量がたっぷりで初学者にもわかりやすく大変勉強になりました。しかし、秋受験までに本当に行きたい志望校を選定し相応の研究計画書を書くことや、受験に太刀打ちできる学力をつけることは叶いませんでした。当時私は、平日は大体23時~深夜の帰宅、6時起床、たまに会社に泊まり込むという社会人生活を送っており、体力も気力も知力もついていかず、合格への意志を貫徹できませんでした(私と同じ条件でも出来る人は出来ると思いますので、仕事との両立が出来なかったのは個人的な力不足です)。秋受験が未遂に終わった後、年度末に会社を辞め受験に専念することを密かに決意し、一旦、一切の勉強を中止し仕事に打ち込みました。そして、無事に?退職後の、2016年5月から本格的な勉強を始めることにし、前年に受けた中ゼミの講座が面白くとても充実した内容であったため、再び中ゼミにお世話になることに決めました。

2016年度は、今後の生活費の心配もあり、独学が困難と思えた臨床心理学のみを単科で受講しました。まず、前期に受講した「徹底マスター」は昨年度と教材が同じで、ひとつ上のコースでも良かったかも…と少し思いました。しかし、内容は大変ためになるもので、繰り返し教わることで論述の基本型をしっかりと身に付けることが出来ました。「徹底マスター」では、扱う内容がどこの大学院を受験するにしても押さえておくべき基本的なものであったため、初学者が力をつけるにはもってこいだと思います。添削指導は予備校ならではのサービスであり、中ゼミの先生の採点は厳しく、冷静に自分の実力を把握し少しずつ足りないものを補うことが出来ました。そして、続く後期にハイレベルクラスを受講しました。講座を変えた理由には、「徹底マスター/標準」と「ハイレベル」では講師の先生が異なるため、多様な視点から指導を受けてみたいという思いもありました(ひたすら一人の先生についていきたい、という考えもアリだと思います!)。後期の「ハイレベル」では、受講者の受験校や希望をもとに扱う内容が決められ、更に添削課題の論述のテーマは毎回2つ以上から選択出来るという形式で、その上参考書参照不可というルールであった為、より実践的な訓練が積めました。

また、テーマ別の講義が非常に充実しており、一人で受験用参考書を用いて勉強していたら得られない視点を身に付ける事が出来ました。つまり、「ハイレベル」では本質的な理解が深まるような講義を受けることが出来、受験本番に変化球が来ようともその場で考える力を培えたと思っております。まとめると、「徹底マスター」で基礎固め→「ハイレベル」で理解を深めるというやり方は、自分の場合はとても合っていたと感じでいます。

主に、臨床心理学論文の講義について述べて参りましたが、統計と英語の夏期講習/冬期講習も大変力になりました。統計については、夏期講習は「基礎クラス」で基本を学び(浅尾先生の初学者向けの講義は本当にわかりやすいと思いました)、冬期講習は「ハイレベル」で過去問をどんどん解くというやり方が大変良かったと感じています。英語については、講習で大学院英語を受講しました。過去問をもとにした添削を受けられるため「心理学では、どのような訳語が適切なのか?どこまで丁寧に訳すのが良いのか?」などの不安が解消され、独学では難しい実践的な力が培えたと思います。ただ、勉強全般に言えることですが、基本は独学で自分なりの体系的な理解を持って、予備校で通して理解を修正・補強するというのが良いと思います。当たり前ではありますが、予備校「だけ」では受験には太刀打ち出来ないと思います。しかし、私にとって中ゼミは合格に無くてはならない強力なサポートになりました。

次に、私と似たバックグラウンドを持つ人に向けて自分の失敗から学んだことを書き留めたいと思います。まず、社会人は可能であれば(もし迷っていらっしゃいましたら)仕事を辞めて受験勉強に打ち込まれるのが良いかと思います。志望校の難易度や、モチベーション、能力に依るところがあるのはもちろんですが、私の場合は、まず物理的に十分な時間を割くのが困難でした。さらに、せっかく仕事が終わってから覚えた知識も翌日の仕事が炎上してかかりっきりになれば吹っ飛び、体系的な勉強は出来ませんでした。やはり、仕事をしている間は、受験勉強より目の前の仕事の優先順位が高くなるものなのだと思います。さらに言うと、大変恥ずかしい話ですが、働きながら予備校に通っていた時の私はキャパオーバーで心に全く余裕が無く、大学生の受講生がどことなく羨ましく見えて、悶々とひとり嫉妬にかられるという傍迷惑な疲労がありました。そして、社会人、他学部出身者として強く実感した事は、志望校を早めに決めてそれに向けた勉強を中心に進めるのが良いという事です。なぜなら、仕事を辞めた場合でも、大学4年間の下積みが無い初学者が広く学ぶ時間は残されていないからです。仕事が無ければ有り余る時間を全部勉強に費やして飛躍的に力が伸びる…なんていう私の幻想は打ち砕かれました。志望校の決め方の軸は色々とあると思いますが、とにかく決めてしまうことをおすすめ致します。

最後に、私と同様30歳前後でキャリアチェンジを考えている皆様、30歳前後は、社会人生活にも慣れ、転職、結婚、出産etc…多くの人が人生の分岐点を迎えている時期かと思います。私の大学院受験という決断に対し、周囲は、一念発起して偉い!やりたいことをやっていて良いね!などと褒めて?くれたりしました。でも当人としては100%前向きに自信を持った決断を下したわけではなく、私にとって学生に戻るということは、経済面もさることながら、何か人生の流れのようなものに逆行しているような不安がありました。それでも、受験を終えて入学を果たした今、総じて後悔は無く自分の選択は悪くなかったと思えています。恐らくその理由は、仕事に取り組みながらとことん自問自答し本当に学問の世界に身を置きたいと実感したこと、一度中ゼミに入学してみてとにかく勉強を始めてみたこと、職業としての臨床心理士について出来る限り情報を集めたこと、見守ってくれる人たちが周囲にいたことであったと思います。人生の選択を迷っていらっしゃる方、とにかく一度勉強を始めてみるのも良いかもしれません。すでに走り出していらっしゃる方、心から応援しております。すべての受験生の皆様が一歩一歩ご自身の目標に近づけますよう祈っています。

「各科目の勉強法」

東京学芸大学大学院教育学研究科学校心理専攻臨床心理コース合格

白百合女子大学大学院文学研究科発達心理学専攻合格

私は4月から1年間の総合コースで中央ゼミナールにお世話になりました。大学でも臨床心理学科でしたが、外部受験を決意したことや基礎心理や心理統計が独学では不安があったため、中ゼミで学ぶことを決意しました。ここからは各科目の勉強について書いていきたいと思います。

まず、心理学は自分で作ったノートに授業での情報を加えていき、それとは別に用語説明カードをつくり勉強を進めていました。堀川先生の臨床心理学の授業、山下先生の臨床心理学ハイレベルの授業では最近の動向や入試傾向についても知ることができ、網羅的に知識を吸収することが出来たと思います。論文の添削では、4月には赤で添削されるポイントが多すぎて自分でもショックになるほどでしたが、毎回の授業での先生のアドバイス・フィードバックをおさえ、再提出を欠かさず提出したことで徐々に成績優秀者にも名前が載るようになってきました。先生方のおっしゃること(勉強法や論文の書き方など)を素直に聞き、しっかりと自分の答案に反映させる癖をつけることが合格への何よりの近道だと思います。序論・本論・結論の構成や、用語説明のコツは本当に役に立ちました。

次に、心理統計はほぼまっさらな状態からのスタートだったため、とにかく授業でのインプットとその後の復習をベースに勉強を進めていきました。最初は、なにがなんだかさっぱりわからず、参考書を読んでもよくわからず…という状態でしたが、長井先生の授業をノートに取り、わからないところは用語から理解を進めたことで、秋受験の頃には試験に対応できるようになってきました。長井先生の丁寧な添削と質問に対する細やかな回答に大変助けられました。

最後に、英語についてです。英語は、センター試験など英文の内容をつかむ勉強はしてきましたが、ていねいかつ正確な和訳をする力がなかったため、受験に向けて英文法の総復習を始めました。添削の点数はなかなか安定せず、伊藤先生のコメントは時にどうして持っている力を答案に反映できないのか、などといった厳しいものもありました。しかし、そこであきらめずに毎回の授業に参加すること、わからないところがあったら質問し理解することで着実に力がついてきたように思います。1年間、授業への参加と再提出を続けたことで最終的には添削英語、大学院英語共に90点台を取ることもできるようになりました。伊藤先生、永野先生には本当に感謝しています。

また、研究計画書や志願理由書、面接対策に至っても中ゼミのスタッフの方々に添削や対策をしていただきました。大学院進学は、周囲は就職活動を早々と終えている中勉強しなければいけなかったり、終わりが見えなかったりと、辛く忍耐が必要なものだと思います。ですが、受験にむけた努力は試験だけでなく、その後の院生活にも活きてくるものだと思います。誘惑や辛さに負けず、今が勝負!と捉えぜひ頑張ってください。

最後になりましたが、中ゼミの先生方・スタッフの皆様には1年間本当にお世話になりました。本当にありがとうございました。

「モチベーションを保つ」

東京女子大学大学院人間科学研究科人間社会科学専攻臨床心理学分野合格

私は大学4年生の4月からの前期と夏期講習の約半年中央ゼミナールにお世話になりました。説明会の雰囲気や面談で稲葉先生が「一緒にがんばりましょう」と言ってくださったこともあり、家からの距離はありましたが、中ゼミを選びました。きちんと勉強・対策をして、受験校を選び、受験をするということが、大学院受験が初めてでしたので、まずは「受験とは何か」というところから始まったことを覚えています。特に、英語に関しては構文を取るという初歩的なことすらできませんでした。

英語で履修した授業は、大学院英文和訳徹底講座、大学院英語〈心理〉Ⅱ、心理系の添削英語BSでした(夏期講習でもレベルは変えませんでした)。伊藤先生の大学院英文和訳徹底講座では、英文に慣れることと構文を取ることが徐々に出来るようになりました。特に、先生がお勧めしていた、短文カードは復習にもなり、受験当日も見ていました。先生方がおっしゃるように、熟語は本当に大事だと思います。私は自分は大丈夫だと思い込み、危機感をやっと感じた8月からターゲット熟語1000(伊藤先生のお勧め)をはじめましたが、もっと早くやっておくべきだったと感じています。永野先生の大学院英語〈心理〉Ⅱは、内容も難しく、できる方々ばかりだったので、ひたすら劣等感を感じていましたが、先生の授業も面白く、1講義しかとっていない私にも声をかけてくださるのがうれしかったです。

心理学の授業は、臨床心理学が堀川先生、基礎心理学が中山先生、統計が浅尾先生の授業を受けていました。堀川先生の授業は、論文の書き方から展開の仕方、受験期間の対策と本当にいろいろなことを学ぶことができました。これまで出会ったどの先生よりも厳しかったのですが、当てられたときにきちんと答えられるようになりたいというのがモチベーションになっていきました。用語カードを受験当日も見ました。また、受験が終わった今も毎日使用しています。中山先生の授業はレジュメが見やすく、また質問にも分かりやすく対応してくださいました。私の受験では基礎心理学が特に必要なのは1校のみだったのですが、それでも受けておくことで役立ちました。特に、発達心理や社会心理、教育心理について、用語が臨床の問題と絡んで出てくることもあったので、心理学を全般的に学習しておくことは、万全な対策になると感じます。浅尾先生の授業はとても分かりやすかったです。受験校では因子分析、多変量解析なども出題されることがあり、「大学院心理統計学」で大丈夫かなと思っていたのですが、夏期講習で対応してくださり、レベルも私にあっていたと思います。特に分散分析などに時間をかけてくださるので、授業内できちんと理解することができました。

そして、最初の面談から最後まで稲葉先生に見ていただきました。へなちょこで自信のない私をいつも励ましてくださいました。特に、研究計画書は、上手に文章にできない私の考えをいつも的確に文章にしてくださいました。大学院受験がはじめての受験ですといったときの先生の少し驚いた顔は忘れられません。最後までモチベーションを維持させてくださり、ありがとうございました。

最後に、予備校に通うということは、同じ受験生が大勢いて刺激になる一方で、自信もなくすし劣等感につぶされそうになることもあります。しかし、それをどうモチベーションに変えていくかが勝負の一つでもあるのだと実感しました。そこでは、先生方、友人、家族などたくさんの方々が味方でいてくれること、自分を信じることが求められます。これから受験する方々も、自分を最後まで信じて、願う進路に進めることを心より願っています。

「夢に近かった将来像が現実味をもってきた」

北海道大学大学院教育学院教育学専攻臨床心理学専修合格

兵庫教育大学大学院学校教育研究科人間発達教育専攻合格

鳴門教育大学大学院学校教育研究科人間教育専攻合格

鳥取大学大学院医学医学系研究科臨床心理学専攻合格

大学院受験では客観的な偏差値という指標が無く、自分の実力の相対的な立ち位置が全く把握できません。私はこれまで受験校を確実に合格できる偏差値の学校で選んできたため、今回の大学院受験では特に受験校選びに苦心しました。実際、6月位までどの大学院を受験すべきか焦燥感に苛まれ、あらゆる大学院の説明会を駆けずり回っていました。しかし、中央ゼミナールでは受験する大学の知名度や偏差値よりも、自分が何の研究をしたいのか、どの先生に指導してもらいたいのか、という主体的な意志こそが重要だと教えてくれました。それにより、受験校を選ぶことが、大学院卒業後の自分の将来のあり方を選択することだと気付かされました。そうして、まず自分の将来を思い描いたことで、数ある大学院の中から受験校を自然に選択することができました。中央ゼミナールに通ったことで私はこれまでの偏差値という基準から脱して、初めて自分の意志で受験校を選べました。真剣かつ親身な先生方が揃っている中央ゼミナールで勉強できたことを、とても有り難く思っています。

具体的に、中央ゼミナールでは英語、臨床心理学、基礎心理学、統計の講座および研究計画書や面接練習の指導を受けることができます。講座では受講している全員の志望校を聞いた上で、その志望校を受験するにあたり必要な技能や知識などを授業で提示してくれます。例えば英語では、この熟語はOO大でよく出る、この問題はOO大のレベル、などと教えてくださいます。臨床心理学、基礎心理学、統計では、穴埋め問題や事例問題、類語の相違問題など多様な問題形式が取り扱われ、大学院の出題傾向に合わせた対策を受けることができます。更に、提出した解答や論述を鑑みた上で、志望校を受験するにあたって不足している知識や技能のコメントを先生からもらえることもあり、とても励まされました。また、研究計画書や面接試験の指導においては、各大学院の傾向や想定される面接試験の練習や対策を受けることができます。これにより、万全の体制で試験に臨むことができました。このように中央ゼミナールでは受験校に特化した対策を行うことができます。

次に、私が受験において悔いた点を述べます。それは受験を希望する大学院の実際の雰囲気が、自分と合うかどうかを把握しておいた方が良いということです。その理由は、それぞれの大学院で特色が非常に異なっているからです。具体的には、大学院によって臨床心理学が扱う範囲の定義が異なっていたり、ゼミや研究科の垣根を越えることを禁じられていたり、逆に研究科間の溝が浅く面接試験の担当が教育学の教授のみで構成されていたりします。そのため、指導を希望する教授のみならず大学院全体の傾向や特色と自分と相性がいいかを把握できるよう尽力することを真剣に推奨します。実際に私は、面接試験時に面接官の教授方に強い違和感を感じてしまい、事前に把握していれば…と悔いたことがあります。是非、妥協せずに受験校を選んでください。自分と相性の良い特色をもつ大学院を見つけ出すことが合格の近道になるはずです。大学院との相性は自分で判断するしかないですが、志望する大学院を見いだす際には中央ゼミナールの先生方を是非頼ってください。受験塾でありながらネームバリューのある大学院の受験を無理に勧めるのではなく、個々人の希望に即した大学院を選ぶことを促してくれます。きっと自分にしか歩めない道が見えてくると思います。

最後になりますが、先生方、そして中央ゼミナールのスタッフの皆様(再提出やDVD視聴など多々ご面倒をおかけしました…)、1年間本当にありがとうございました。1日1日が長く感じる時もありましたが、こうして思い返すとあっという間に感じます。1年前の私にとっては夢に近かった将来像が、現実味をもってきたように感じます。今後も意志を胸に、頑張って参ります。

「通信制から大学院へ」

人間総合科学大学大学院人間総合科学研究科臨床心理学専攻合格

私は、通信制の大学の心理学専攻課程の4年次に、臨床心理士1種指定校の入学を目指して2016年4月に中央ゼミナールに入りました。 しかし、ひと月ほどして、個人的な事情により、昼間部の全日制の学校への入学が困難となりました。通えそうな指定校は、東洋英和女子大学などの夜間部のある大学院か、通信制の放送大学、東京福祉大学でした。しかし、夜間部は仕事との両立がハードです。一方、通信制は、放送大学は2種指定校であり、東京福祉大学は学校が遠すぎます。そこで、一度は大学院への進学を断念しました。そんな折、7月頃に、2016年春に人間総合科学大の人間総合科学研究科に入学した知人が、2016年4月に人間総合科学研究科に臨床心理専攻が新設され、1種指定校の申請予定であることを教えてくれました。さっそく人間総合科学大のウェブにアクセスし、入学相談会を予約しました。すると、人間総合科学大学の講師(当時)も兼任している、当時在籍していた大学(通信課程)の先生が現れました。お話を伺い、大学が大宮駅から電車で3駅と、東京から比較的近くにあること、スクーリングのほとんどが御茶ノ水にある東京サテライトキャンパスで行われること、通信制であるため社会人を考慮して仕事と両立しやすいカリキュラム編成となっていることを知り、受験を決意しました。そして、遅い日程だと卒論の締め切りや口頭試問と重なってしまうため、最も早い10月末に試験と面接が同日に行われるA日程に出願しました。

仕事もしており、中ゼミの籍も切れていたので、院試対策は時間を限定して独力で行いました。英語は普段仕事で使用しているため、心理学だけに絞り、10月に入ってから、小論文(論述)と専門(用語説明+英文要約)対策として、中ゼミの問題集『合格ナビ!臨床心理士指定大学院攻略〔心理学編〕』を2回繰り返しました。人間総合科学大学の入試は、基礎心理学(認知、社会、学習など)は一問も出ず、臨床心理学のみの出題ですが、出題されるのは基本的な内容だけであるため、この本1冊で十分対応できました。

面接では「指定校を取れるかわかりませんが、それでもご理解頂けますか?」と聞かれました。入学するつもりだったので「はい」と即答しました。その後、1種指定校になり、入学のスクーリング後の懇親会で専攻長が「みなさんは指定校になるかわからない段階で私たちを信じて入学をきめてくださり、本当ありがとうございました」と述べられました。これから人間総合科学大学を受験される方は、指定校になりましたのでどうぞ安心ください(笑)。また、大学側は公認心理師への対応も行うと明言しています。

人間総合科学大学は、成績もそうですが、人物重視で面接を重視するため、面接にふさわしい服装をしてこなかった受験生は落とされたようです。入学後、同級生に聞いたところ、やはり全員面接でスーツ着用だったそうです。また圧迫面接のような質問もされたそうです(私の日程ではされませんでした)ので、心の準備をしておくことをオススメします。

本年度の臨床心理学専攻の新入生は、15名中14人が社会人と、社会人には大変居心地のよい環境だと思います。また、男女比はほぼ1:1で男性も多いです。

私は指定校の認定を受ける前の受験だったほか、通信制大学で心理学を専攻しており、指定校受験対策講座の通信教育も受けていたため、ひと月ほどの勉強ですみました。しかし、今年以降は、正式に1種指定校になった人間総合科学大学の倍率が上がることが予想されます。また英語が苦手な方は別途英語対策が必要なので、特に勉強時間の限られる社会人は中ゼミで勉強することをオススメします。

最後になりましたが、受験サポートでお世話になりました、心理学の喜入先生に御礼を申し上げます。また、スタッフのみなさま、ありがとうございました。